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2006も団結、前進の年に
東京土建旗開き盛大に祝う |
東京土建は1月15日午後6時から、豊島区目白の椿山荘で「12万5千人達成記念 2006年旗びらき」を393人の参加で開催し、今年も東京土建の組織と活動をさらに前進させ、仕事とくらしを守ることを誓いあいました。 |
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393人が出席した2006年旗びらき |
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13万人の峰実現現し
建設産業民主化かちとる |
中央執行委員会を代表してあいさつにたった木下委員長は「昨年は組織拡大、予算要求などで大きな前進を果たしたが、悪質リフォーム問題、アスベスト問題、耐震偽造事件など建設産業の根幹を揺るがす問題も続出しており、今年も立ちどまることなく13万人の峰実現、建設産業民主化へたたかいぬく」、と決意をのべました。
来賓の佐藤全建総連書記長は05年末に全建総連が70万人を回復したことを報告し、この原動力は東京土建の拡大運動の成果ですと、謝意をのべました。政党(受付順)から小池晃参議院議員(日本共産党政策委員長)、太田昭弘衆議院議員(公明党幹事長代行)、小川敏夫参議院議員(民主党都連会長)、労働組合から堤敬東京地評議長の皆さんから、東京土建のみなさんの要求実現にともにがんばります、と連帯のあいさつをうけました。
拡大表彰では市瀬組織部長(副委員長)から、秋の拡大月間目標達成支部代表の西野日野支部委員長に、年間13%拡大支部代表の芳賀豊島支部組織部長に、年間2%実増支部代表の林港支部委員長に、表彰状が渡され、大きな拍手が贈られました。
最後に「団結がんばろう」を3唱して閉会しました。 |
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中野が悪質リフォームお断りのステッカーを普及 |
【中野支部発】
中野支部と東京土建なかの住宅センターは「悪質リフォーム業者お断り!」のステッカー(写真)を作成し、12月15日に区内の医療機関や介護支援施設、児童館などを訪問し、貼付を広げる申し入れを行ないました。
ひきつづき町会などにも申し入れ、区民に普及をはかっていきます。 |
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「100万人署名」を一気に |
仲間の運動が世論に
「アスベスト新法」制定を
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署名開始日におこなった有楽町での宣伝行動 |
【労働対策部・中村勝利記】
東京土建は、20年も前からアスベストの危険性を指摘し、被害者救済と全面禁止の運動を進めてきました。
7月には首都圏建設労組の共同記者会見で建設労働者の被害の実態と今後さらに死亡者の予測が10万人を越えることなど、今日まで対策を放置してきた政府と企業の責任を追及しました。
この間、NHKをはじめ多くのマスコミが、私たちの運動を報道する中で、国民の関心は高まり、アスベスト対策と被害者救済の機運は急速にひろがりました。
こうした運動のひろがりの中で政府は、アスベスト被害者救済を図る目的で今国会に「アスベスト新法」を提案します。しかし、その内容は、(1)対象疾病が「中皮腫と肺がん」、(2)住民被害者死亡には300万円の一時金等で、(3)時効分には救済なしなど、現在の労災補償との関連や期間など、被害者の実態を考えると「救済」とは大きくかけはなれています。
私たちは、原案の修正を求めていきますが、同時に労災保険の適用拡大や今後広がるアスベスト建材の処理、除去、助成への対策など、ノンアスベスト社会を求める総合的なアスベスト対策が盛り込まれた「アスベスト基本法」制定を政府に求めて「100万人署名」運動にとりくんでいます。アスベスト問題は、地域住民の大きな関心事です。こうした背景を組合員や家族で話合って理解を深め、地域や近隣住民にも話し、一緒に「100万人署名」の運動を一気に前進させましょう。
足立は大宣伝行動
関心高く相談する人も
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寒波をついての駅頭宣伝 |
【足立・書記・浅野昌広通信員】
足立支部は11月22日と12月15日の両日、アスベスト問題と「アスベスト新法」制定を求める100万人署名の宣伝をおこない200人以上の仲間が参加しました。
11月22日の活動は足立区内7つの駅頭で一斉にティッシュ・チラシ配りと署名行動をおこない、12月15日には昼間の時間、区内にあるアスベスト関連製造メーカー2社の周辺地域にある住宅2000軒に、チラシと署名の入った封書(受取人払い)を渡す活動をおこない、夕方からは寒風の中、北千住、竹ノ塚両駅で駅頭宣伝と続きました。
アスベスト問題では、区民の関心も高く、ある主婦は「内装工事をしている22才の息子が胸を患い家で寝込んでいる。アスベストではないかと、とても心配だ土建さん、どうか助けて」と切実に訴える場面もありました。
足立支部ではアスベスト基本法の制定を求める署名の目標2万6000筆まであと1000筆とせまり王手をかけています。 |
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大田支部が50周年を盛大に祝う
最高の組織へ決意 |
さらなる発展へ
82人から5300人 |
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未来をになう青年部員も壇上に |
【大田・書記・安藤信也通信員】
大田支部は1月17日、ホテルパシフィック東京で「支部50周年式典」をおこない、来賓や支部、分会役員ら合わせて270人が参加しました。
昭和21年、石工の仲間が東京土建の前身となる労働組合を区内の池上徳持会館で結成したいきさつから、大田区は東京土建発祥の地といわれています(けんせつ129号)。
本部設立後、昭和31年に支部を結成してから半世紀。昨年11月には「50周年記念行事」を開催し、1000人以上を集める大イベントを成功させました。
本部の木下委員長はじめ、二人の国会議員、六人の都議会議員、斎藤大田区助役などから祝辞と激励のあいさつをうけました。
第2部では、40年以上の永年在籍者が思い出やエピソードを披露。会場からは、あたたかい感謝と敬意の拍手が送られました。
玉利委員長は「50年の財産をこれからも大事にしていきたい。82人で発足した支部も5300人で迎えることができました。さらに奮闘して、過去最高人員5516人をこえよう」と決意をのべました。 |
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前進座観劇と「友の会」総会 |
1月4日、吉祥寺の前進座劇場で東京土建前進座友の会会員45人は初春公演『三人吉三巴白波』を鑑賞しました。
鑑賞後、総会をおこない新体制、活動方針などを確認し、出演した藤川矢之輔さんら役者の皆さんを囲んで懇親を深めました。 |
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三浦富美子さん(元主婦の会会長)逝く |
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三浦さん |
2005年12月25日、東京土建主婦の会本部の初代会長三浦富美子さんが逝去されました(92歳)。
三浦さんは1967年の主婦の会発足時から1975年まで議長団の一人として、また、1976年から1984年まで会長を務め主婦の会の基礎を築かれました。
三浦富美子さんを追悼して
葛飾支部 篠田綾子
私は主婦の会書記長として三浦さんと行動をともにして、多くのことを学びました。敬愛する三浦さんに、現在の主婦の会の活気を見せてあげたかった、と思いました。
夫たちと スクラム組みいし主婦の会 草創の人 昇る聖夜に
平らなる 世になれかしと 人と和し 三浦富美子は 凛と生き逝く |
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庶民大増税にストップを
書記次長 松本秀典 |
家計と経済に大打撃
政府税調の10兆円増税計画 |
政府税制調査会(税調)は05年6月21日、個人所得税に関する報告書を公表しました。その内容は、定率減税の廃止、給与所得控除の縮小や、配偶者控除の廃止、特定扶養控除の廃止、扶養控除に年齢制限など、増税メニューが目白押しです。 |
今回の改悪案の特徴は、第一に、家計と経済に大打撃を与える巨額の規模の増税計画となっています。これらが実施されると、所得税と個人住民税を合わせて「10兆円台前半」という史上空前の大増税になります。第二は、所得の少ない人ほど負担が重くなる庶民いじめの大増税だということです。現行納税額と増税後の納税額を比較すると、上の表のように、その増加割合は収入の少ない世帯ほど大きくなります。第三は、大企業、金持ち減税にはまったく手をつけないことです。
小泉政権になってからは、右下の表のように庶民は大増税、大企業、高額所得者は大減税ばかりです。06年度税制「改正」では定率減税の廃止が最優先のため、今回の税調改悪案は、07年度以降5〜6年かけての本格実施を企図しています。それを前後して、消費税大増税が待ち受けています。
しかも、所得税大増税は、税金負担が増えるだけにとどまりません。諸所得控除の改悪による大増税により、住民税はもちろん、公営国保料、介護保険料、医療保険・介護保険の自己負担金額、高額療養費の自己負担限度額、シルバーパス(1,000円→20,510円)、公営住宅・公団住宅の家賃、その他が軒並み影響を受けて大幅アップし、国民生活に大きな打撃を与えます。
大企業手厚く保護
消費税引き上げも日程に
政府・与党は、焦点の所得税・個人住民税の定率減税07年全廃と医療保険大改悪案など、国民への大幅負担増を押しつける内容の06年度政府予算案を決定しました。その一方で、定率減税と同時に実施した企業減税特例措置については、こっそり法律の本則に固定化しました。その上、今年度末で期限の切れる大企業の期限付き減税については、若干縮小して新しい減税措置を打ち出しています。庶民には重い負担増を押しつけながら、大企業を手厚く保護するものとなっています。
注目の消費税については、「07年度をめどに消費税を含む税体系の抜本的税制改革を実現させるべく取り組んでいく」としました。社会保障のためと称して国民の反対を押しきって消費税を導入しておきながら、その後の社会保障は左の表のように改悪に次ぐ改悪です。
それにもかかわらず、06年早々に税率上げを含めた議論に入る姿勢を示し、07年消費税税率引き上げの実施・決定、というスケジュールが、日程に上りました。
国家財政の危機の原因
大企業、大金持への負担軽減
政府・与党は、日本の財政は危機的状況にある、として、増税を合理化しようとしています。財政悪化の主因は国税収入の減少です。その原因は、景気の悪化による税収の落ち込みも一因ですが、応能負担原則を無視した法人税や所得税率の引き下げによって、本来負担すべき、かつ負担できる納税者の税負担を劇的に軽減させた結果、法人税や所得税の巨額な減収が生じたことにあります。
憲法の原則は、能力に応じた税負担と、最低生活費に課税をしてはいけない、ということを示しています。憲法が要請する税金の取り方にする、すなわちこの間減税されてきた大企業の法人税率や高額所得者の税率を一定程度元に戻すだけで5兆円以上、その他の大企業・高額所得者優遇の不公平税制を是正することで6兆円以上が、新規財源として生み出されます。税金の使い方にしても、軍事費や無駄な大規模公共事業などの削減、機密費、政党助成金などを廃止すれば、5兆7千億円もの新規財源がさらに生まれます。
早くて正確な東京土建の申告相談
税金相談は東京土建で
今回、多くの支部が税金申告相談用パソコンソフトを導入しました。さっそく、「早くて、正確で、きれい」と多くの仲間に喜ばれています。東京土建の税金申告相談は、組合員にやさしく、親身になって相談にのり、税務署には強いと、定評があります。仲間から信頼されている東京土建にぜひご相談ください。
とりわけ今年は、事業を営む多くの仲間が、消費税免税点の1000万円への引き下げで新たに消費税課税業者になりました。消費税の仕組み、本則課税と簡易課税、簡易課税の場合のみなし仕入率のランクの相談など、組合員の立場にたって相談にのります。
また、税金申告相談以外の税務調査、税金滞納なども、組合にぜひご相談ください。
3・13行動を成功させよう
「3・13重税反対統一行動・集団申告」は、重税に反対する国民の意志を市民や税務署にアピールしながら税金申告をする、という行動です。多くの組合員、家族や仲間のみなさんが誘いあって積極的に参加し、成功させましょう。
また、税金申告していない仲間も参加して大増税反対の声をあげましょう。 |
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各支部が2006年旗びらき
史上最高の峰をめざそう
建設産業の信頼回復を |
1月は各支部一斉に新年の旗びらきを開催し、東京土建12万5千人突破を確信に、新しい年に向けて地域と産業でたたかいをいっそう強化する決意を固めました。 |
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北支部は委員長、青年、主婦、シニアで鏡割り |
福引特等はDVD
強固な組織づくりに挑戦
【北・書記・小番徹記】
北支部の新年旗びらきは、1月10日支部会館で約150人の参加で盛大に行ないました。来賓は14団体、総勢31人が出席して、それぞれ貴重な励ましと連帯の言葉をいただきました。
小川委員長の「構造改革という名の庶民いじめの悪政に立ち向かい、打破していくため、組合員一人ひとりの力を結集してゆるがぬ強固な組織を築き上げよう」との力強いあいさつのあと、委員長・青年部・主婦の会・シニア北の会による鏡割りで、会場は大いに盛り上がりました。
恒例の福引では、主婦の会の方が特等の液晶DVDを引き当て大喜び。5等を当てた若手議員の方は「今までこういうのに縁がなかったんです」と、これまた大喜びでした。終始和気あいあいの中、最後は安田副委員長の「がんばろう三唱」で閉会となりました。 |
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葛飾支部は217人が参加した |
15年ぶり目標達成
沖縄の踊りに飛び入り参加
【葛飾・書記・中田淳記】
葛飾支部新春旗びらきは、1月11日テクノプラザかつしかにおいて、来賓47人を含む217人の参加で行ないました。
柴田委員長はあいさつで、「昨年15年ぶりの拡大目標達成を力に、今年は98年の支部最高組織人員を回復できるようがんばりましょう」と訴えました。
鏡開きでは、昨年秋の拡大月間で拡大競争を繰り広げた墨田支部の瀧澤副委員長、江東支部の永嶋副委員長を含め9人で行なう勇壮なものとなりました。
鏡開きの後の舞台では、「シーサーズ」に沖縄の音楽と踊りを披露していただきました。踊りには、分会役員や来賓の方も飛び入りで参加してかっ采を受けました。
その後、昨年の拡大運動で年間実増をはたした20分会のうちのベスト5、8分会の表彰を行ない、最後は3本締めで閉会となりました。 |
前進座の踊りや仲間の手品
最高組織でスタート
【台東・書記・吉田啓一通信員】
台東支部では1月7日、池之端文化センターで「2006新春交歓会」を開催し、昨年を上回る組合員、家族、来賓113人で新たな年のスタートをきりました。
第一部は、齋藤副委員長の司会ですすめられ、支部を代表して小島委員長は、「昨年は仲間の協力により、1700人を超える最高組織で新年を迎えることができました。支部50周年にむけ、新会館建設構想へ大きなはずみとなり、これからも組合が民主的な産業にむけ、大きな力を発揮することが大変重要になっています」とのべました。
本部の棗田副委員長、民主団体や各政党のあいさつをいただき、第二部では前進座の舞踊や組合員による手品、豪華賞品があたる新春の福引を行ない、最後に小澤副委員長の音頭で新たな年に挑戦しようと誓いあいました。 |
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荒馬座が練馬支部の旗開きを盛り上げました |
公契約条例制定へ
区議会意見書採択で弾み
【練馬・書記・武田栄一通信員】
2006年練馬支部旗開きを1月8日、支部会館で行ないました。東京土建各支部、各政党、区内労働組合・団体など来賓45人をはじめ、230人が集いました。オープニングは支部合唱団「コスモス」の歌。つづいて「荒馬座」の勇壮な太鼓が会場に響き渡ります。
藤澤文夫委員長は「昨年は、建設に関連して、悪質リフォーム、アスベスト、耐震構造偽装など大変な問題が起きましたが、年末には区議会で『公契約法制定の意見書』が全会一致で可決され、朗報で締めることができました。今度は練馬区で公契約条例制定へ向けてとりくみをいっそう強めていきたい」と抱負を語りました。
続いて国会議員、都議会議員、区議会議員があいさつ。「荒馬座」による獅子舞が会場を盛り上げ、新年の楽しい集いとなりました。 |
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品川支部の初顔合わせ |
品川は6年連続実増
初顔合せで仲間の奮闘確認
【品川・書記・伊藤暁通信員】
品川支部は1月7日、品川区中小企業センターで「初顔合わせ」を行ないました。当日は午後2時から執行委員会を行ない、5時から来賓の本部、地元選出国会議員や各党議員も参加し、にぎやかに開催しました。
冒頭、鈴木昭義委員長より「品川支部の6年連続年間拡大実増の達成は、日頃の組合員・家族の奮闘の成果であり、改めてお礼申し上げます」とのあいさつがあり、その後、浦野三郎副委員長の音頭で乾杯しました。
懇談時間では、組合員、家族同士が、分会、業種の垣根を越え、和気あいあいとした交流がはかられました。
臼庭淳夫書記長の閉会の言葉を受け、大井分会の菅原道明さんの合図による「ガンバロー三唱」で、「初顔合わせ」を終了しました。 |
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足立支部は新会館で開催 |
9千人支部に王手
迫力のゴスペル歌に拍手
【足立・書記・浅野昌広通信員】
足立支部の新春旗開きは1月13日新会館で初めて行ない、来賓40人を含む170人が参加。野澤委員長が「前年1月比360人以上増勢の約8800人でこの日を迎えることができ感無量です。9000人支部にも王手がかかっています。みな一丸となって夢をかなえましょう」とあいさつしました。アトラクションでは女性4人によるゴスペルが歌われ、ゴスペルって何だ?という仲間も彼女たちの迫力ある歌に感激したようでアメイジンググレイスには大きな拍手がわきおこりました。
最後に支部役員が壇上に立ち、今年も足立支部のさらなる前進を決意し三本締めで閉会となりました。 |
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新年のあいさつをする豊田荒川支部委員長 |
産業振興を
西川区長もあいさつ
【荒川・書記・船橋賢一通信員】
荒川支部旗びらきは1月14日、サンパール荒川ホールで150人の参加で行ないました。冒頭、石川哲夫実行委員長のあいさつの後、豊田佳二委員長の「今年の運動の重点は日本国憲法を守ってゆくことにあります」との新年のあいさつがありました。
続いて東京土建本部の瀬田宗市常任中執、大内良雄専従常任中執、日本共産党など区議会各会派、地区労共闘団体などが来賓あいさつ。また、西川太一郎区長が「職人は純朴な方々が多い。私たち区が発注する仕事も間違いなくこなしてくれると信じています。区内産業の振興にも努めてゆきたい」と昨年11月の荒川区民まつりに続いて来賓あいさつ。
第2部のビンゴゲームも盛況のうちに終り、浜田和男副委員長の閉会あいさつで終了しました。 |
2年ご創立40周年
2千4百人支部めざす
【村山大和・書記・伊藤亜也子通信員】
村山大和支部旗びらきは1月8日、西武ドーム横『獅子』で総勢175人(うち来賓15人)が参加し盛大に行ないました。横谷委員長は、昨年の苦しい情勢の中でも、3年連続7%を超える拡大を達成し、新年を増勢で迎えることができたことに感謝の意を表し、平和を脅かす動きに対しては、「9条を守り平和を守る運動を大いに進めていきたい」とあいさつしました。
東大和市長や各政党からも来賓が参加し、仕事確保や平和運動でともに連帯することを表明しました。威勢のいい鏡開きで始まった宴会では、勇壮な太鼓や三味線などお正月らしい盛り上がりをみせました。
最後のお楽しみ抽選で福を呼び、2年後の2008年に迎える支部創立40周年には2400人支部を達成しようと決意して閉会となりました。 |
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ズラリ並んだ江戸川支部の役員 |
江戸川は全都議が参加
「耐震助成の施策も実現した」
【江戸川・書記・影山政行記】
1月11日、タワーホール船堀で江戸川支部は、新年の祝いとさらなる前進を求めて、来賓は多田区長の代理として池澤助役、江戸川選出全都議会議員をはじめとして75人、組合員310人の合計385人が出席し、06年新年旗開きを行ないました。
催しは、ミュージックベルの演奏で始まり盆子原委員長から「昨年は仲間の奮闘で過去最高の組織人数を築くことができました。また、私たちが求めていた耐震補強工事助成・家具転倒防止器具の取付施策が実現しました」とあいさつがあり、来賓からのあいさつの後、前進座の踊りが披露され、拡大表彰、共済表彰を行ないがんばる決意を固めあいました。 |
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新たな決意を固めた府中国立支部 |
月路扇太郎さんの踊り
組合の団結力すばらしい
【府中国立・書記・吉田健一郎通信員】
組合運動の発展を祈願して、1月8日支部会館で府中国立支部「2006年旗開き」を行ないました。
当日は都・市議会議員や府中労連、他民主団体を来賓にお招きし、各分会の代表者71人と支部役員、書記で新たな決意を固め合いました。来賓からは「小泉構造改革によって、勝ち組、負け組の格差が大きい。組合の団結力はすばらしい」「公契約条例を制定させ、建設労働者の賃金・労働条件改善に向けて共に力を合わせていきましょう」と祝辞をいただき、都議や市議の方々と、零細建設業者のおかれているきびしい生活状況状態や安心して暮らせる社会について懇談もできました。
また、組合員(月路扇太郎さん)による舞踊ショーで旗開きは盛り上がり、最後に今年は全分会・全群の確立、支部・分会役員・専門部員の結集と後継者対策課題を克服し、大幅増勢の組織づくりを誓いあいました。 |
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3千人めざす町田支部 |
40周年は3千人へ
一丸となってとりくもう
【町田・大工・横山功記】
1月8日町田支部の旗開きは147人が参加してパルル町田クレストホールで開催しました。岸間副委員長の司会進行ではじまり、岡田委員長の年頭のあいさつ。「支部大会までに2950人に。そのためには各分会、支部役員が一丸となって拡大にとりくんでほしい。支部40周年には、3000人以上の支部に」と訴えました。
本部、多摩南ブロック、来賓のあいさつが終り、青木副委員長の乾杯の音頭で歓談に入り、今年は市長、市議会の選挙があるため、各分会のテーブルに各政党があいさつに回っていました。歓談中に年間目標、実増分会の表彰があり、年間と実増の2冠をとった5分会の分会長はみな「脱退防止に力を入れた」と話していました。
最後にお楽しみのビンゴゲーム。今年は賞品が少なかったのか早く終り、青年部、主婦の会、福寿会が壇上に上がり久保田常任の音頭でがんばろう三唱で終りました。 |
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ビンゴも楽しんだ小平支部 |
小林市長が初参加
フラダンスに特別出演
【小平・書記・碇谷栄治記】
小平支部の「二〇〇六年新春のつどい」を1月12日に小平市福祉会館で開催しました。
オープニングは、中央分会の4人の主婦の会のみなさんが華やかな着物で見事な踊りを披露してくれました。山岸委員長と来賓のみなさんのあいさつのあと、鏡割り、乾杯。
今回は、支部史上初となる小平市長の参加があり、なんと小林市長、末松衆議院議員、斉藤敦キ議会議員が支部委員長、副委員長とともに主婦の会のフラダンスにも出演(?)一緒に踊ってくれるなど会場は大きな笑い声が響きました。
続いて、組織部長の春一番拡大の訴えのあと、毎年恒例のビンゴゲームを行ない、来賓のみなさんの中にも「ビンゴ!」の声が上がり、大いに盛り上がりました。
最後に宇山副委員長が閉会あいさつと団結ガンバローでお開きとなりました。当日の参加は、組合員・家族86人、来賓21人でした。 |
拡大の牽引車
今年もがんばる
【東村山・大工・石島弘記】
東村山支部の旗びらきは、1月8日割烹「あずま」で来賓、組合員、主婦の会など53人の参加で開催しました。
本部の宮田清志賃対部長から「昨年多摩北ブロックが拡大の牽引車となり、成功させました。今年もがんばりましょう」と激励のあいさつがありました。
歓談会場ではくじ引きの当選者の声が元気に飛びかい、賞品をゲットした人のニコニコ顔、新年会らしい盛り上がりを見せて、最後に東村山支部の発展と拡大がんばろう、を三唱して2006年がスタートしました。 |
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西多摩の渡邉良一さん
山田洋次監督の次回作「武士の一分」セット制作 キムタク主演 |
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渡邊さん |
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渡邉良一さんが屋根をふいた武家屋敷 |
【西多摩・大工・渡邉良一記】
支部事務所より、世田谷支部の仲間がカヤぶき屋根の仕事をしてくれる人をさがしていると電話があり、「ぜひやらせてほしい」と返答しました。
12月2日、現場に行ってみてビックリ。何千坪もあるかと思われる東宝の撮影所だったのです。しかもその中にこれまた何百坪もある武家屋敷が建ち並んでいます。見とれていると「ご苦労さん」と声をかけられました。
声の主は映画やテレビのセットを製作する(有)吉田美術の社長・吉田晴美さん。聞けば、今回の仕事は山田洋次監督・木村拓哉主演の映画『武士の一分(いちぶん)』のセットとのこと。さっそく打合せをすませ、作業を開始しましたが、普段はカヤや杉皮で屋根をふいており、稲ワラでふくのは初めてのため、最初は大変苦労しました。
それでもきれいにふこうとがんばっていると、以前に屋根ふきを手伝ったことがあるという職人さんが、ある程度いたんだ屋根に見せるのがうまいふき方なのだとアドバイスをしてくれました。
またカメラに映らない部分はふく必要はないとのこと。
おかげで通常であれば15日ほどかかる仕事が5日で仕上がり、また普段見ることのない映画の裏側をかいま見ることができて楽しい仕事でした。(『武士の一分』は山田洋次監督が『たそがれ清兵衛』『隠し剣・鬼の爪』に続く藤沢周平の時代小説を映画化するもので、今秋公開予定) |
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板橋
大正琴サークルが発足 |
【板橋・主婦・宮永信代さん談】
「大正琴譲ってください」のお願いをしたところ、遠く三重県からも合わせて9台の楽器が寄せられました。大変ありがとうございます。
サークルも発足し、現在7人で練習しています。1年後の支部50周年の発表会には会員も増やしもう少し上達して演奏できたらいいな、と思っています。大正琴は写真のように小振りの楽器ですが、音域も広く、みんなで合奏すると迫力もあります。ご不用の大正琴をお持ちの方は譲ってください。連絡先・板橋支部電話3963・5325 |
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府中国立
親子で楽しくリース作りや餅つき大会 |
【府中国立・電工・石村英明記】
12月18日、子育て世代、主婦、青年、子どもが支部会館に集まり(大人41人、子ども20人)、親子工作教室と餅つき大会を行ない楽しく交流しました。主催は主婦の会と青年部でした。
わが家は親子3人で参加しました。親子工作では、クリスマスリースを作りました。子どもたちは、自分で作ったクリスマスの飾りに大満足のようでした。
餅つきもみんなで行ない、お昼にはそのお餅をアンコやゴマなどをつけてたくさん食べました。また大スクリーンでのアニメ映画の上映もあり、まるで映画館で見ているかのように夢中で鑑賞していました。お腹もいっぱいになり、一日親子で楽しむことができました。(写真はクリスマスリース作りに励むお母さんと子どもたち) |
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震災・豪雨・豪雪に十日町市民は負けません |
「けんせつ」1月1日号で、組合がとりくんだ新潟県十日町市の復興支援ボランティア活動を紹介しました。12月30日に十日町市役所市民生活課震災復興室の長谷川東さんから、次のような礼状が編集部に届きました。 |
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長谷川さん |
先日は貴紙「けんせつ」及び写真をご送付いただき、誠にありがとうございました。本来ならばきちんと御礼状を差し上げるべきでございますが、メールにて失礼させていただきます。
当市の復旧も順調に進んでいたのですが、12月になってから記録的な豪雪に見舞われており、今、市民は雪とのたたかいに明け暮れています。私の横の震災対策本部の看板も、さらに豪雪対策本部の看板が重なり、夏の豪雨災害対策本部の看板とともに、3枚の看板がぶら下がってしまいました。
この正月も、職員が交替で出勤して豪雪対策に当ることになっております。
私どもも、雪には慣れてはおりますが、12月にこれほど(今日現在2m20cm)降ると、さすがにウンザリです。これからが雪の本番ですので、いったい最終的にどのくらいになるのか見当もつきません。
そんな訳で、現在市内の震災復旧作業は一休みです。しかし、春は必ずきます。市民は、雪などに負けずにがんばってくれるものと思います。これが、全国のみなさんからいただいた多くの支援に対する応え方と思っております。
寒さもこれからが本番です。ますますご活躍をされますことを祈念しております。本当にありがとうございました。 |
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新築工事ふくめ30件の相談に対応
職域再構築する運動
府中国立まちづくりセンター |
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甲田仕事対策部長 |
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完成まじかの新築工事現場(小平市内で) |
府中国立は04年の大会で「まちづくりセンター」の再発足を決め同年7月に53人で総会を開いて活動。現在まで30件の相談(住宅デー関係は別)に対応し、累計で2446万円の受注になりました。
「まちづくりセンター」では、町場は住宅資本と競合の場となっており、建築技能者の組合として地域住民の住宅要求を汲み取り、仲間の仕事確保と職域の再構築する運動と位置づけ、支部もこれまでの住宅デーや仕事確保の運動を検証し、他支部の経験にも学び活動方針を作りました。
センターの名称についても仕事確保にかぎらず、市の都市計画や地域の職人集団として、特に災害時の防災体制づくりなどを展望して「まちづくり」を入れました。
仕事対策委員会(住宅デー実行委員会)では、分会から複数の会議参加を要請し、会議が終ったあとが「実質的実行委員会」となる工夫もしながら元気の出る学習をすすめる中で、全戸へ住宅デーの宣伝を強めて、住宅デー成功への機運を高めていきました。さらに昨年、会員5人で中越地震の被災現場を視察したこともその後の力になっています。
そうした中、府中労連関係者から新築の相談があり、「センター」では設計から充分に対応をかさね、7月に契約し工事に入りました。1月には外構工事を残すのみとなりました。
会員からはこうした工事の実績を積むことによって「新築もできるんだ」という自信も生まれています。 |
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江戸川で耐震助成 粘り強い折衝実る |
江戸川支部は昨年の住宅デー後に区へ(1)家具の転倒防止対策の促進(2)家屋の耐震補強の促進(3)救助隊の創設(NPO住まいのサポートセンター)の提案をしました。
区の従来方針は(1)助成(2)直貸し(3)融資利息補填とある中で利息補填のみで、助成は私的財産への投入になると最初に拒否しました。
7月23日の千葉県北西部の地震は、江戸川でも震度5に近い大きな揺れとなり、無料耐震診断は、半年で昨年実績の93件を超えました。
さらに地域住宅交付金の新設、そして粘り強い折衝で耐震助成が実現しました。この制度は、不十分な点もありますが、助成に踏み込んだ点で大きな一歩となりました。 |
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木造住宅の耐震診断と補強方法
仕事に生きる講習会
早目にお申込みを |
東京都地域住宅生産者協議会(全建総連も構成団体)では、設計・工務店関係者を対象にした「木造住宅の耐震診断と補強方法」の講習会を昨年12月9日と16日に行ない、住民から相談されたときの対応や診断の方法、計算など映像をまじえた講習を受講しました。
今年も第3回目を1月30日(月)国分寺労政会館、第4回目を2月20日(月)都庁第二本庁舎で行ないます。
今回の講習会では、東京都及び(財)日本建築防災協会の支援・協力を受け、5000円(テキスト代含)の受講費用。「木造住宅の耐震診断と補強方法・国土交通省監修・(財)日本建築防災協会発行」をテキストに使用。
講師はテキストを執筆した武蔵工業大学・大橋好光教授。受付は午後0時半、午後1時講義開始、5時終了予定。
テキストをお持ちの方は受講料1000円のみ。お申込みの際には、受講料および顔写真(3センチメートル×2・5センチメートル)1枚が必要です。(裏面に氏名記入)
ご希望の方は早めに支部事務所に申し込みください。 |