建設アスベスト被害の労災・給付金申請の相談は東京土建へ
最高裁で国と建材企業に勝訴、首相が謝罪
2021年5月17日、建設アスベスト訴訟において、最高裁は国と建材メーカーの賠償責任を認める判決を下しました。判決を受け、国は私たち原告に謝罪し、補償制度を柱にした解決で原告団と合意しました。
13年に渡ったこの裁判。東京土建は全国の仲間と共に戦い抜き、国に勝利し、企業責任を確定させ、歴史的勝利を勝ち取る事ができました。組合員のみなさん、支援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
国のアスベスト賠償給付金制度について
最高裁判決を受け、2021年6月9日には「建設アスベスト被害賠償給付法」がスピード成立しました。建設アスベストの被害を受けた方・そのご遺族の方は国の賠償給付金を申請することができます。症状や状態に応じて550万円から1,300万円が支給されます。詳しくは、東京土建が発行するリーフレットをご覧ください(東京土建本部・各支部にもリーフレットを備えております)。
裁判経過の詳細、「詰め」のたたかいについて
なぜ東京土建が「あやまれ、つぐなえ、なくせ」を掲げて国と大手企業相手に集団訴訟を立ち上げたのか。また、違法期間外、屋外工とされた被害者の救済と、被害をここまで拡大させた建材企業の謝罪と賠償の具体化など、今後の「詰め」のたたかいについてまとめてあります。ぜひ、東京土建機関紙「けんせつ」2357号をご一読ください。
アスベスト被害、職業病に対応した土建健診について
今後3万1000人に達するとも見込まれる建設アスベスト被害者。東京土建国保では、アスベストによる健康被害を早期に発見できるシステムを専門医と提携して確立しています。通常の健診では発見しづらい疾患でも、専門医による再読影がある東京土建国保の健康診断なら安心です。ぜひ、東京土建・東京土建国保の健診でアスベスト被害を早期に発見し、健康被害を防ぎましょう。
建設アスベストの労災申請や給付金申請の相談は東京土建へ
東京土建一般労働組合労働対策部 tel:03-5332-3971 及び各支部へ(各支部一覧)
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