東京土建に期待してます
この秋、新加入した仲間たち |
やっぱり土建国保
設備設計の酒巻さん再加入 |
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酒巻さん |
出迎えてくれた酒巻裕之さんは薄緑の長い作業着姿。これはドラフターを使っていた頃のなごりという。酒巻さんは以前にも東京土建に加入していたので、土建国保など良さは充分知っていました。
会社を興して20年、公共事業の入札にも参加するために営業所の開所に当たり、江戸川支部に電話しました。「すぐに、書記の方がきてくれ相談に応じて、手続きもすぐにできました。組合員を支える気迫を感じました」。
酒巻さんは水道、電気、空調などの設備の設計の仕事です。建築設計事務所からメールで送られてくる“図面”に設備の設計をするもので、建築全体を理解していないとできないむずかしい仕事。今は忙しいのに単価は下がっているといいます。
東京土建に期待することは、「東京土建は仲間みんながんばっている。この力を継続してほしい」。 |
資格と仕事情報を
35歳の解体業社長 石上さん |
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石上さん |
中野支部に新加入した有限会社石上興業代表取締役の石上智光さん(ハツリ解体・35歳)は、東京土建への加入動機と期待を次のように話します。
「ぼくのおじさんが板橋支部の組合員だったので、東京土建のことはいろいろきいていました。土建国保や今回お願いすることになるアスベストの作業主任者資格取得など、建築業界で一番使いやすい制度が整っていると思いました。組合に期待することは、仕事にかんするいろんな情報を提供してもらえれば、若い職人さんもふくめて利用したいということです」。
石上さんは19歳でこの道に入り、25歳で独立。解体にかかわる各種法規制の強化やゼネコンの合理化要求の流れに、会社の経営者として、事業と従業員の生活を守りたい、と話します。 |
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拡大月間の奮闘に心からお礼
組織部長 市瀬正樹 |
15万への足がかり
全国の仲間励ます大きな成果 |
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市瀬組織部長 |
東京土建の仲間と家族のみなさん、秋の拡大月間でのご奮闘本当にご苦労さまでした。おかげさまで12万5208人という史上最高の峰を築くことができました。
また年間実増でも過去最高であり、6・5%拡大をやりとげても、支部別ランクでは10位にも入れないというかつてない高い水準の拡大を果たすことができました。この成果は支部、分会、群の役員が書記局と一体になって奮闘し、その奮闘を見た多くの組合員、家族が応える活動をしたからであり、心から敬意を表します。
史上最高の組織人員を達成したのは、ちょうど半分の19支部であり、さらにもっと多くの支部が最高現勢を目指すなら、13万から15万人の組合への足がかりを築けると思います。
秋の拡大の大きな推進力となったアスベスト対策をさらに進め、新加入者に石綿講習以外にも、東京土建には建設労働者、事業所にとって数々のメリットがあることを知らせ、組合に定着するよう、分会・群での徹底をお願いします。
東京土建の7000人を超える組織拡大は全建総連に結集する各県の組合を励ますとともに、首都東京の労働組合にも大きな激励となっています。この光り輝く成果を確信に、火災共済の加入・強化も成功させて、さらに仲間のくらしと仕事を守る運動を前進させようではありませんか。本当にありがとうございました。 |
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財務省に国保補助金確保はがき要請 |
厚生労働省から来年度の建設国保への補助金281億円(前年度より1・4億円増)が財務省へ概算要求されています。東京土建はじめ全建総連東京都連合会の各組合は11月に1人3枚を目標に「概算要求満額確保」のはがき要請を財務省に行なっています。
「建設労働者の命の綱=土建国保」を守り、発展させる重要なとりくみです。分会、群の仲間と声をかけあい、家族もふくめて要請はがきを書き、組合に提出してください。(投函は組合が行ないます)
なお、9、10月にとりくんだ東京都福祉保健局、財務局への要請はがきは26万9439枚に達し、東京都との交渉で「皆さんからこんなに寄せられた願いに応えたい」と、秋好国保課長がのべました。
国会議員への要請 政府交渉も強める
はがき要請とともに、地元国会議員の要請行動も11月、12月に行なっていきます。
さらに11月25日には日比谷で全国決起集会を開いたあと、政府の各省と交渉し、国保補助金をはじめとする建設労働者の仕事と暮らしを守るための来年度予算を要求していきます。 |
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大田50周年
土建まつり盛大に 上棟式で職人文化披露 |
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上棟式も最高潮となった「餅まき」 |
【大田・書記・安藤信也記】
大田支部は11月6日日曜日、大田区産業プラザで設立50周年記念行事を盛大に行ないました。
当日は1000人以上の組合員、家族と区民が集まり、特別に「住宅」を建てあげ、上棟式を中心に、各分会からの模擬店、子ども工作教室、住宅相談などを行ない、別会場では組合員、家族参加者による対抗競技を行ないました。
また、来年発行する『50周年記念誌』を活用して、50年のあゆみをパネル展示したほか、今年の中央メーデーだしものコンテストで最優秀賞を受賞した「宇宙戦艦ヤマト」を青年部が復活させ、来場者の関心を集めました。
上棟式では、役員らが建てたばかりの家に上がり、モチをまくと会場は最高に盛り上がり、最近ほとんど見られない職人文化を内外に誇らしく披露しました。
最後の打ち上げでは、この盛り上がりをこれからも長く続けていこうと玉利委員長が強く訴え、全員が「ガンバロウ」を力強く三唱しました。
秋の拡大では、前年秋より42人増の393人を拡大(月間拡大率7・6%)し、50周年記念行事に花を添え、1月の50周年記念式典まで5300人で迎えることにしています。 |
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全建総連第46回大会ひらく
増勢の力で憲法守る |
拡大と石綿で発言
全国の仲間の共感を呼ぶ |
全国建設組合総連合(全建総連)は「増勢に転じた力で、建設国保と平和憲法を守ろう」をメインスローガンに、11月9日から11日まで、名古屋市で第46回大会を開催しました。
冒頭、前田委員長が「逆風の中、建設国保補助金満額確保、組織増勢、公契約運動の前進など運動を発展させたことに敬意と感謝」を評しました。
東京土建からは高木労働対策部長が「現場での対応も視野に入れたアスベスト基本法を政府に要求していくとともに、製造企業の責任を問おう」と発言。瀬田仕事対策部長が「秋の拡大月間で7000人を越す仲間を組合に迎え入れ、12万5000人となり、史上最高の峰を達成した」秋の拡大月間のとりくみを報告し、ともに大きな共感の拍手をうけました。
この他、全体会ではアスベスト問題はじめ、耐震問題、平和を守る運動、在来工法を守り発展させるとりくみ、憲法を守る運動の強化などについて発言がありました。
新4役は委員長・前田幸太郎(兵庫)。副委員長・棗田敏正(東京土建本部副委員長)など8人。書記長・佐藤正明(三重)。書記次長・徳永国安(東京)、大江拓実(東京土建)の皆さん。 |
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11.5米軍横田基地包囲行動 |
米軍は出ていけ
基地撤去要求し3500人デモ |
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横田基地なくせ集会 |
11月5日、「米軍は横田から出て行け」、「米軍基地再編反対」、「平和憲法を守ろう」などをかかげて、横田基地包囲行動が3500人の参加(東京土建から650人)で行なわれました。
集会は冒頭、堤集会実行委員長(東京地評議長)が「日本全土で米軍基地撤去の大きな運動を進めよう」と主催者を代表してあいさつ。東京土建からは、小舟保雄西多摩支部書記長が「私たち建設労働者は平和でなくては住宅建設の仕事はできない。地域で働き、生活している者として基地恒久化を意味する軍民共用化は許せない。都民の住まいをつくり、守るものとして全都で基地撤去、憲法守れのたたかいを進めていきます」と力強く決意表明しました。
日本共産党の緒方靖夫参議院議員が連帯のあいさつをした他、東京民医連、民主青年同盟、新横田基地公害訴訟団、安保破棄中央実行委員会などが決意表明しました。
周囲を壁でぐるりと囲まれた横田基地の中は、広く快適な住宅、安い商品、1クラス18人のゆきとどいた学校と、日本国民の税金が湯水のように使われています。
集会後、東京土建の参加者は基地の中にも届けと、「基地なくせ、平和憲法守れ」とシュプレヒコールしながら拝島駅までデモ行進しました。 |
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パキスタン大地震支援募金のお願い |
日本平和委員会からパキスタン震災復興支援の募金要請がきています。日本平和委員会では「パキスタンピースツアー」をアフガニスタン戦争以降行なっています。こうした活動を通じて、お世話になった方々もたくさんおり、義捐金を集めて、地震の被災者支援と現地の復興に役立てたいと考えています。
東京土建では要請に応えるため、支部の機関会議や支部事務所の窓口に募金箱をおいて募金の協力を呼びかけることになりました。 |
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取り崩しが進む高齢世帯の貯蓄 |
金融広報中央委員会の「2005年家計の金融資産調査に関する世論調査」によると「貯蓄を保有していない」世帯は23・8%で、年々増加している。
貯蓄残高が「減った」と回答した世帯は全体の50%弱、「増えた」が約20%。「減った」の回答は60、70歳代で最も多く、20歳代が最も少なかった。その理由は「定例的な収入が減ったので貯蓄を取り崩した」が約50%。以下「子どもの教育費用、結婚費用の支出があった」「耐久消費財の支出があった」が続いている。 |
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公契約法
生活できる賃金へ 学習交流会で展望語りあう |
【本部・書記・唐澤一喜記】
東京春闘共闘は、自治体キャラバンとして今年4月に4日間にわたって36の自治体と非正規労働者の均等待遇・公契約条例制定・憲法について懇談を行ないました。その報告集ができあがったのをうけ11月8日午後6時半より、ラパスホールで「自治体キャラバンパンフ発行記念『学習交流会』」を開き、七つの労働組合、五つの地域団体から40人の参加がありました。
各団体の経験交流があり、東京土建からは白滝常任中執より、公契約運動の現時点と課題について報告。記念講演で、中央大学教授の松丸和夫さんが自治体キャラバンの成果と意義について「『生活できる賃金』を求めることを結束点として、広域に運動を展開していく必要がある」と展望を語りました。
最後に、東京地評の永瀬労働政策局長より、来年の自治体キャラバンは2月上旬に行なうと報告があり、拍手で成功を誓いあいました。 |
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小泉勝利の意味するもの
「週間金曜日」編集長 北村肇 |
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北村「週間金曜日」編集長 |
衆議院の3分の2を制する小泉与党の圧勝と現在の日本をどうとらえ、どう運動を進めていけばいいのか。「週刊金曜日」編集長の北村肇さんに語っていただきました。
(11月3日「けんせつ」通信員総会講演・文責は編集部) |
小泉の3勝因は大衆操作
メディア利用、若者の不満 2005年総選挙で、「郵政民営化」を一枚看板にして小泉自民党は圧勝しました。その勝因を3つの観点から特徴づけたいと思います。(1)ナチス的大衆制御術の勝利、(2)メディアの大衆操作技術の利用、(3)若者と団塊以前世代との抗争。この3つです。
第1に、この選挙で小泉さんが用いた戦術はナチスの議会掌握術と同じです。ナチスの大衆制御術は、(1)突然大衆の思いもよらない主張を声高に唱え、(2)その正当性を繰り返し叫び、(3)反対者を非国民視し、(4)大衆を体制順応にもっていく、そんな螺旋(らせん)を描くものだったというのです。「郵政民営化」だけを叫んだ今回の小泉選挙そのものではありませんか。
第2に、メディアの影響力が顕著でした。とくにテレビのワイドショーを長時間視聴している人の自民党支持率は、突出しているという調査が出ています。そして小泉自民党は、「刺客」とか小泉さんの絶叫とか、ひたすらワイドショー向きの話題を提供し続けました。
第3に、今回の選挙は世代間闘争の一環であり、若者が年寄りに反乱をくわだて勝利したということです。若者が自民党に多く投票したといわれます。若者はあらゆる政策では年寄り優遇で自分たちが差別されていると感じています。今回どの党も若者のそういう不満を取り上げきれなかったため、若者はメディアの影響も受け、的外れではあったがカッコイイ自民党に投票した。これが案外本筋だったのではないかと思うのです。
軍保持し忠誠を要求
自民党改憲案おごりの象徴 次は勝ちにおごった小泉自民党は日本をどう変えようとしているのかです。
まず憲法改悪の問題があります。先だって自民党が「憲法草案」を発表しました。これは自民党がいかにおごり高ぶっているかの証明にもなっています。とくに前文の案はこれまで出されたことがなかったのですが、国と国民の基本的理念を規定する前文で「ここまで言うのか」とふみこんだ内容になっている意味は大きいと思うのです。
15%の税率こそ狙い
消費税の「福祉目的税」化
これまで、現憲法の前文は文章が悪いといわれてきましたが、自民党案はもっと悪文ですし、内容もひどいものです。
(1)戦争の反省がすっかり消えてしまった。
(2)国民に権利を保障するのでなく、逆に国家への忠誠を求める。
(3)「圧政や人権侵害の根絶」、ブッシュと同じ表現で国際協調を強調。
(4)「自衛軍」と国を愛することの挿入。
(5)「公共の福祉」を「公益と公の秩序の遵守」にすり替え。
(6)「政教分離」の廃止へ道を開く、などです。
まさに現憲法の全面否定であり、現憲法前文が「われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する」とした憲法違反の文書そのものです。そんな憲法草案で国民に真っ向から挑戦してきたというべきでしょう。
自民党がおごり高ぶっている証拠は、憲法改悪策動ばかりではありません。今後自民党が確実にやろうとしているものを予測してみると、まず消費税増税をはじめとする国民大増税の嵐があります。最近、谷垣財務相と党3役が消費税税率アップの実施期日をめぐってツノつきあわせていますが、これはポスト小泉候補が、いま言うとつごうが悪いというだけの理由で批判をして見せている、単なるポーズでしょう。
しかし先だって報道された、消費税の「福祉目的税」化という主張には、警戒する必要があります。その陰には、税率を一挙に15%にもあげたいという財界の願いが隠されているからです。
税体系全体の見なおしも来年には本格論議がはじまります。医療改悪も、年金改悪論議もはじまります。
ひどくなる貧富の差
書くべきこと書かぬマスコミ 1億総中流は、もはや夢のまた夢、貧富の差がどんどん激しくなっています。厚労省の発表では、80年代所得格差が10倍(上位20%の平均と下位20%の平均の格差)だったのが、02年にはその差が168倍になった。なんとこの20年間足らずの間に17倍にもなったのです。OECD発表の「貧困率」(平均所得の50%以下を貧困者として、国全体でどの程度いるかを示した数字)では、日本は世界第5位なのだそうです。4分の1の金持の所得とその他の人々の所得が等しくなったのもこの国の最近の特徴です。しかもそのような傾向は、国の政策として推進されているからなのです。
貧富の差の増大による不満を押さえ込むため、政府や公による盗聴をはじめ、国民の監視・治安強化の動きも急速に進行しています。なんとまあ、21世紀早々の日本は暗い、暮らしにくい社会になったのでしょうか。
加えて日本は、ブッシュに追随することで、韓国や中国をはじめとするアジアはもちろんのこと世界中から孤立しています。このことは多くを言う必要はないでしょう。
そんな日本の動きをさらに加速しているのがメディアだと思います。書かなくてもいい記事を書き、書く必要のある記事は書かない。これがいまの大新聞です。たとえば『読売』は先日、「自民党新人女性議員の国会デビュー」を長々しく1面を使って載せながら、その10日後にトヨタが127万台のリコール(不具合の車)を出したことについては、小さな扱いでした。「これだけのリコールを出したのは史上初めて」というショッキングな内容にもかかわらず、日本経団連会長の会社にはこれだけ敬意を表したのです。こういうことを続ければ、国民はいやでもメディアの罠にはまってしまうでしょう。
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憲法守れの運動を全都全国から巻き起こしていくことが大切だ |
岐路に立つ日本
「戦争する国」への道にストップをかけよう メディアの内側では「第4の権力」などと自分たちを呼ぶ者もいます。国権である司法、立法、行政に加えて資本、その次がマスコミと言いたいのでしょうが、いまやその相互癒着も見ていられないほどひどいものです。「第4の権力」という言葉も、国の3権が国民支配の道具に成り果てたように、マスコミも国の言うとおりの方向に国民を誘導する武器になったことだと見ると、これも恐ろしいです。過去の戦争へのマスコミの『貢献』を思い出してください。
日本ではこのようなマスコミの右傾化や、憲法改悪に象徴されるように、「反動革命」としか言いようのない事態が進行していますが、目を世界に広げてみるといま、世界は真っ二つに分かれて、いずれが正しいのかを世界人民に問いかけています。「小さな政府」か福祉国家か、新自由主義か社会民主主義か、排外主義か平和協調路線か。
さまざまな問題をかかえていますが、ヨーロッパでは社会民主主義的な福祉国家の流れが優勢なのです。アメリカ型戦略だけがグローバル化時代の思想ではないのです。
日本もたしかに困難な状況はありますが、お先真っ暗ではありません。おごり高ぶる小泉政権も来年9月まで今のまま続くことはありません。後継有力といわれる安倍ともどもアメリカからの批判が高まっているからです。
憲法改悪阻止、とりわけ9条堅持の国民の声が高まっています。マスコミはダメでも「週刊金曜日」もがんばりますし、東京土建の本部、支部の機関紙を地域に普及していけば大きな力を発揮できます。そういう力が、憲法を変えて日本を「戦争する国」に変えようとする策動にストップをかける源泉になることを確信して、私の話を終ります。 |
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みんなの組合
東京土建は12万5千人に |
仲間の協力で7279人が組合加入 |
2005年秋の拡大月間は、支部、分会、青年部、シニア、主婦の会の積極的なとりくみで、7279人の驚異的な成果をあげることができました。この結果、11月当初人員は12万5208人と過去最高の組織となりました。また、全支部が1月現勢を上回り、19支部が最高現勢の峯を築くことができました。(左表の★印) |
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ダルマに目を入れる葛飾支部の柴田委員長(左)と野内組織部長 |
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10月28日杉並支部の拡大打上げの会場に山平潤さん(写真中央)が加入申込書を持参して参加し、野辺委員長(左)と熊谷勝美高円寺分会長と握手をかわしました。 |
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5年7カ月ぶりに3000人回復した北支部 |
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多摩西部支部の打上げ |
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達成を喜ぶ調布の片平委員長、富士書記長、山内組織部長(写真左から) |
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中野支部は全分会が目標達成し、支部最高峰の5400人支部を実現しました |
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支上最高の2300人突破を祝う豊島支部の仲間 |
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恩多分会は東村山支部一番の拡大数 |
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新宿支部の加藤委員長は5年連続目標達成したことに感謝と喜びのあいさつをしました |
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目黒支部は全分会が目標達成し、2008年の創立50周年を2500人の組織で迎える展望を切り開きました |
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足立支部は新会館で過去最高の峰を更新して8817人の組織を実現しました |
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表彰を受ける板橋支部の大谷口北分会 |
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狛江支部は目標達成し、2249人の組織へ |
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小平支部小川第3分会も最終盤で一気に達成 |
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世田谷支部は11月1日打上げを行ないました |
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西東京支部第7分会は月間。年間目標達成 |
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練馬支部石神井分会は実増率1位で表彰 |
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台東支部は拡大達成の打上げを兼ねて戸田温泉へ支部旅行を行ないました |
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西多摩支部は3年連続超過達成しました |
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品川支部は月間目標とあわせて史上初の年間目標も達成しました |
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けんせつ1800号
記念祝賀会開く |
組合結成と同時に発行
仲間に支えられ58年間継続 |
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ズラリ並んだ歴代の教宣部長 |
11月3日、「けんせつ」1800号記念祝賀会を新宿モノリスで開催し、来賓、歴代の本部教宣部長、役員、各支部の教宣部長、通信員など114人が参加し、組合結成以来58年間発行を続ける「けんせつ」の継続を喜びあいました。
祝賀会は教宣担当中執の豊田佳二さん、杉並支部教宣部長の上原きみゑさんの司会で進行、小倉一男教宣部長の主催者あいさつ、お祝いの言葉を木下委員長、高橋全建総連教宣部長、鈴木都連委員長からいただきました。
「けんせつ」1800号の歩みの報告と歴代本部教宣部長、編集長と現在のスタッフの紹介を向井編集長が行ない、安田担当中執の乾杯の音頭で歓談に入りました。
第2部は、荒井元書記長、白岩日本機関紙協会事務局長、山形県田川建設労働組合成田委員長など多数来賓のスピーチをいただきました。
続いて一千号以降、教宣部長をつとめられた、広川清勝さん、西村明夫さん、棗田敏正さん、小川延男さん、柄沢文雄さんと、「けんせつ」編集長をつとめられた磯田榮さん、高畠素昭さん、小野寺康夫さんに感謝状を贈り、さらに「けんせつ」を印刷している(株)きかんしの会田社長にも感謝状を贈りました。
また役員として20年以上「けんせつ」を支えてこられた遠藤喜一郎さんと村口英雄さんを功労者表彰しました。
祝賀会は、機関紙発行で交流のあった諸団体、個人の方がたと親しく交流を深めることができました。 |
今後の奮闘を誓います |
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小倉さん |
【本部教宣部長・小倉一男記】
私がこの世に生まれた3カ月後に東京土建(当時は東京土木建築労働組合)と同時に生まれた機関紙「地下タビ」が発行されました。
それから58年という年月は戦後の混乱の中から高度成長、オイルショック、バブル崩壊などがあり、仕事と暮らしを守るためにさまざまな要求で団結し、大衆行動で切り開いてきた歴史があります。
歴代の諸先輩方の日夜の努力で「けんせつ」が組合運動の中心的役割を担ってきたことに感謝を申し上げますと共に、今後の奮闘を誓います。 |
メッセージありがとうございます |
山形県田川建設労働組合 成田勇喜
輝かしい運動の足跡を刻んで1800号、心より祝意と敬意を表します。
兵庫県建設労働組合連合会
おめでとうございます。全国の仲間に対するすばらしい機関紙「けんせつ」を毎号楽しみにしています。全国の仲間の道しるべとして更にがんばってください。
建設政策研究所 荒井春男
私も1955年から59年まで教宣部長として「けんせつ」の発行責任者をつとめてまいりました。そうした意味で1800号記念に感慨ひとしおです。ますますの発展を期待します。
日本機関紙協会 白岩寿光
1800号おめでとうございます。東京を代表する機関紙として、これからも全国の機関紙を照らしてください。
東京自治労連 堤 敬
「継続は力なり」
東京都教職員労働組合 木原秀子
1800号おめでとうございます。その時々の情勢や課題、働いている仲間の様子がとてもわかりやすく表現されていて、いつもお手本にさせていただいています。ますますのご発展をお祈りしています。
(株)きかんし
「けんせつ」創刊1800号、大変おめでとうございます。戦後60年近く建設労働者の運動と交流の場として発行の回をかさねてこられた歴史の重みを実感いたしますとともに、実際の制作・印刷作業に携わらせていただいた印刷所として、誇りと喜びを感じているところです。「けんせつ」の更なる発展に向けて、全社上げてお手伝いさせていただく所存です。 |
「けんせつ」通信員総会
記事書き実習や分会紙審査 |
1800号記念祝賀会に先立ち「けんせつ」通信員総会を開催し、28支部から77人が参加しました。記事書き実習や通信員活動報告(写真)を聞き、分会紙の審査も行ないました。入賞は次の13紙です。
足立支部関原分会 「せきばら」
葛飾支部奥戸分会 「奥戸」
文京支部第6分会 「仲間」
練馬支部新豊玉分会 「新とよたま」
板橋支部志村坂上分会 「鉄骨家族」
板橋支部徳丸分会 「はらから」
北支部西が丘分会 「西友記」
西多摩支部あきる野第3分会「とうもろこし」
世田谷支部砧分会 「きぬた」
杉並支部荻西分会 「荻西ニュース」
杉並支部主婦の会 「チョットおつきあい」
西多摩支部青年部 「青年部ニュース」
中野支部マイスター倶楽部 「マイスター通信」 |
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青年部スポーツ交流会
優勝村山大和・西多摩チーム |
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優勝した村山大和・西多摩混合チーム |
【本部・中宿稔記】
11月6日の日曜日、拡大月間成功の勢いで天気予報での雨を追い払い、青年部の秋のスポーツ交流会を埼玉県三郷市のサンケイスポーツグラウンドで行ないました。今回もソフトボールによる交流で、15支部・カレッジ・他団体など123人の仲間が参加しました。トーナメント制の交流試合で、白熱した試合や和気あいあいの試合など参加している仲間が支部を越えてチームを構成しているところもあり、全都の仲間で大いに交流をはかりました。結果は、優勝は村山大和・西多摩混合チーム、準優勝は目黒、3位は小金井国分寺、4位は中野となりました。 |
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東村山の八国会が総会開く |
【東村山・大工・平野誠一記】
11月10日雲一つない秋晴れの中、マイクロバスは一路会場のつるつる温泉へ。参加者23人は、とりあえず入浴し裸のつきあいとなった。
午前11時30分、第2回八国会(シニアの会)総会を開催し、一年間の経過報告と新年度にむけての課題、仲間の要求を話しあいました。
食事懇親会では、昔の酒豪も健康を案じて控え目の仲間やドクターストップの仲間など、総会の議題にはでない深刻な問題も残されているようです。
新役員は、会長・廣田隆雄。副会長・碇谷久義、岡村良興、鈴木幾生、吉田常雄。事務局長・平野誠一。 |
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秋の住宅デー
地域に根ざす力に |
品川支部
昨年を上回る人気
仕事の呼びかけ強めよう
【品川・大工・浦野三郎記】
10月23日、恒例となった「第6回秋の住宅デー2005」が、前日の雨が嘘のような快晴に恵まれた中、支部会館前において開催しました。
支部の仲間も朝早くから準備に入って、開始時間の10時には、しっかりと用意も整い、すべてが大変スムーズに運びました。
会場には、開始早々から来場者が多数訪れ、包丁とぎやまな板削りはもとより、工作教室、モザイクタイル、丸太切りタイムトライアルなども昨年を上回る人気。木工品・竹細工の実演販売なども、スタッフの協力で大きな成果をあげることができました。
また、新鮮な野菜の産直や主婦の会の協力による模擬店の焼きそば等も大好評ですべて完売しました。
しかし住宅相談は、改修工事が2件にとどまり、これまで以上に「地元業者だから安心・安全」を呼びかけていく必要性を痛感する住宅デーとなりました。
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世田谷支部用賀分会の住宅相談会場 |
11支部が住宅デー
世田谷は住宅相談が増加
【世田谷・書記・高井香理記】
第28回秋の住宅デーは10月2日の三軒茶屋分会を皮切りに分会ごとに行ないました。統一日の11月6日には10分会が開催しました。
統一日はあいにくの曇り空で肌寒いなかにもかかわらず、多くの組合員・家族の参加がありました。
なかでも三軒茶屋分会では11件の住宅相談、6日の玉川分会で6件の相談があるなど、まだきちんとした集約はしていませんが、住宅相談は増加の傾向にあるようです。
悪質リフォーム業者の問題などで、地域住民の住宅改修に対する不安が大きくなってきている中、地域で顔の見える技術、技能集団として活動している東京土建への信頼が高くなってきているあらわれです。
住宅デーに参加した仲間の大奮闘した一日でした。
三鷹
「福祉バザー」参加 「献身的に活動してますね」
【三鷹・書記・門傳富夫記】
10月2日、三鷹市社会福祉推進協議会主催の「福祉バザー」が市役所内で開催。三鷹支部は18人の仲間で参加。包丁とぎ95本、まな板削り12枚をおこない、寄せられた募金は3万3250円となり、全額「社協」へ寄付しました。
来場者は「いつも献身的に活動していて感心してます」と話していました。 |
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職業能力開発短期大学校
第11期生募集中 |
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建前で小屋丸太を引揚げる10期生 |
東京建築カレッジは、11期生を募集中です。
入学願書の締め切りは2月2日。試験日は2月8日。アスベストの問題でも住まいづくりの根本が問い直される中、本物の家づくりをめざす建築カレッジの教育訓練に期待が高まっています。
関心のある方はぜひともご応募ください。募集人員は30人です。問い合わせはこちら。
Tel03‐5950‐1771
第10期生浦野雄樹君。
建築カレッジではたくさんの先生が親切に教えてくれる。同じ学年でも、歳も仕事も違いおもしろいよ。 |