若手事業主の会参加で刺激
早めの情報が助かると話す宮前さん
【総合事業支援センター発】有限会社アビリティーホーム、代表取締役の宮前孝仁(みやまえたかひと)さん(39歳)にお話を伺いました。
宮前さんは、地元八王子のデザインを得意とする工務店として、一人一人の家族に向き合った住宅建設を心がけているそうです。お客さんとは、長い付き合いを考えて最善のものを提供したいことから、住宅の専門家(プロ)として、一番に良いものを提供する場合は高いものでも費用対効果を示して説明しています。また、お施主さんの了解のもと建築中の見学会をおこない生きた現場を見てもらっています。
会社立ち上げに組合を利用
東京土建は20年前、19歳の時、会社に入社した際に加入しました。退社後に会社をおこすときは組合を利用するのが良いと紹介されました。八王子市には「居住環境整備補助金」という制度があり、登録店の申請には東京土建八王子支部が証明しています。対象工事に補助するもので、少額ですがお客さんにアナウンスしやすく、最大限活用しています。また、長期優良住宅についても組合に相談して活用しているそうです。
毎日の仕事が忙しいなかで、知りたい情報も限られてくるので、組合から今後の動向なども含めた情報発信があると効果的だと言います。小さな会社はフットワークは良いが、情報を早めに知れば準備期間がもうけられ対応もしやすくなるとのことです。
組合の紹介で若手事業主の会に参加しました。業種の違いはありましたが、交流でき刺激となりました。
今の課題は、会社設立13期目となり顧客との関係づくりを強化したい。売上も上げたいが、人がいないと動きもとれません。常に仕事のやりくりでいっぱいいっぱいですが……。と決意を語ってくれました。