建設業ではたらく仲間をサポート

主婦の会が駅宣、シール投票

主婦の会の仲間は新宿駅西口でシール投票を呼びかけました

　【北・主婦・岡村恭代記】私たち主婦の会は5月24日、本部委員会の昼休み時間を利用し、新宿駅西口で駅頭宣伝を行ないました。おそろいのブルーＴシャツを着て、各支部の会長、本部四役・常任たちで宣伝カーの上から訴え、署名、ティッシュ配布、シール投票を全員で手分けしてやりました。
　主婦の会は安心、安全に暮らせることを望んでいます。海外で起こっているテロ事件、北朝鮮がミサイルを発射する危険性などとても不安です。こうした状況の中、安倍首相は武力で解決を図ろうとするアメリカを支持しています。私たち女性は、武力を武力で解決するのではなく、平和的に話し合いで解決してほしいと思っています。共謀罪は、こうした政府と違う思いを持った国民が反対運動するのを警察などを使って権力者の都合で、犯罪者にするもので国民を押さえつけようとする法律です。
　主婦の会は国民の自由な考え方を奪う共謀罪反対を世論に訴えたいと思います。

辺野古新基地ノー
安倍退陣求め国会大包囲

共謀罪のバケモノが会場を練り歩きました

　1万8千人が国会を包囲して、「辺野古新基地はいらない」「共謀罪は廃案」などの怒りのコールを響かせました。6月10日、戦争をさせない・9条壊すな！総がかり行動実行委員会など3団体の共催で国会大包囲が行なわれました。この行動は国会議事堂を取り囲み、正門前、官邸前、議員会館前、国会図書館前の4つのステージが設けられ、弁士がスピーチするという形式で運営されました。
　稲嶺名護市長は「沖縄では新基地反対運動を行なう人たちへ権力の弾圧は共謀罪の先取りのような状況にある。絶対に諦めずにたたかい続けて勝利する」、若者憲法集会実行委員会の佐久間さんは「安倍政権は改憲を教育無償化とセットで言い始めている。嘘をつく政権は退陣してもらいたい」など「立憲野党」の国会議員を含む多くの人がスピーチしました。東京土建の仲間は国会図書館前エリアで127人が陣取り、抗議の声をあげました。

誤ちくり返すな
九条講演会に1100人

　6月2日、杉並公会堂で「九条の会」講演会が開催され、1100人（東京土建33人）の市民が参加しました。
　九条の会事務局長、小森陽一さんの司会で講演会は始まり、九条の会呼びかけ人、澤地久枝さんと昨年から組織された世話人の9人が話しました。開会のあいさつもした小森さんは「私たちが草の根で作り出してきた力が改憲勢力と拮抗してきた。会結成13年の力を改憲を許さない運動につなげていくために今日の発言に耳を傾けていきたい」と述べました。
　世話人の一人の経済評論家の内橋克人さんは「戦争を知らない『軍国少年』が増えている。日本人の本性で『頂点同調』『熱狂的等質化』がある。これから脱却しなければ、過去と同じ過ち繰り返すことになる」と警鐘を鳴らす講演をしました。