40回住宅デーを6月4日、11日を中心に5月中旬から7月中旬にかけて、全都430カ所で開催しています。住宅デーでは建設技術者・技能者集団をアピール、自治体の助成制度紹介など、地元の施工者として地域での信頼関係を構築していきます。本号と次号でおもな会場を紹介します。
地域の皆さんと仲良く
区長も視察した今井分会/江戸川
今井分会に多田江戸川区長(前列右から2人目)が視察
江戸川支部今井分会の住宅デーは6月4日、東瑞江の東部公園で行なわれました。
会場は「防災」「地域貢献」「遊ぶ」「食事」などの考え方から、消火訓練、網戸張替え、木工教室、もつ煮などのテントがずらりと並びます。スーパーボールすくいやつきたて餅には親子連れの長い行列が。午前中に多田正見江戸川区長が訪れ、成田洋一江戸川支部委員長の案内で各テントを激励、勇ましい雲龍太鼓の演技を観賞しました。お友達2人と来た下鎌田小学校5年生の秋山瑠莉さんはモザイクタイルに挑戦、「通りがかったら、イベントをやっていたので来ました。花瓶を置いたりしてみたい」と話していました。
オレンジのウインドブレーカーの山下忠男分会長は水まきや会場整理に忙しく動き回っています。「分会の仲間が60人ほど参加してくれています。今回は支部の中で今井分会がメイン会場と位置付けたことから、例年5つの会場でやっていたのを1会場に集中して賑やかにやることにしました。去年やっていた会場に行ってしまったという声も聞いていますが、やはり待たれているのですね。地域の皆さんと建築の私たちが仲良くしていくことが住宅デーの原点だと思います」と話してくれました。
祭り形式が人集める
北美分会は青年部が上棟式/府中国立
青年部の上棟式が人気を呼んだ北美分会
春の拡大を1番乗りで目標達成した府中国立支部では、6月4日に5会場で住宅デーを開催。今回はすずかけ公園で行なわれた、北美分会の会場におじゃましました。
この日は青年部・主婦の会のほか、翌週に住宅デーを開催予定のいちょう分会からの応援や他団体(新婦人・教育連絡会)含め総勢約50人の参加。包丁研ぎ、まな板削り、住宅相談コーナー、木工教室・モザイクタイルコーナー、物品販売、バザーなどに加え、青年部による上棟式や起震車を呼んでの地震体験など、盛りだくさんの内容でした。
視察に訪れていた石村支部委員長は、「お祭り形式の住宅デーがだんだん定着してきた。こぢんまりとした従来型より若い人が来るようになった」。分会長の前山さんは、「昨年までは同じ公園の日鋼団地側でやっていたが、あまり人が集まらなかったので、今年から人通りの多い東側の広場に変更した。ポスティングや新聞折り込みもしたが、宣伝方法はこれから深めてもっと良くしたい」と意気込みを語ってくれました。
会場変更の効果か、リフォームを含めた住宅相談が3件ほどありました。