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富津でスダテ＆ＢＢＱ

追い込んで捕った鯛に大喜び

　【豊島・とび・桑山浩司記】後継者対策部で毎年恒例のバスレクを5月14日に開催し、総勢58人で千葉県の富津海岸でスダテ漁体験を行ないました。スダテとは、満潮時にしかけ「ス」に入り込んだ魚を、干潮時を待って捕らえる昔ながらの漁です。
　当日は潮の引きが思ったより遅く、浜辺で待つ時間もありましたが、股下くらいまでの水深をなんとかみんなで歩き「ス」に入る事ができました。初めは個々で盛り上がっていた参加者も、魚が残り少なくなると、数人で魚を隅に追い込み1匹の魚を目標に「そっち行ったぁ」「そこそこ」「あ～」「きゃー」と、面識のない人同士で楽しそうに騒ぐ光景があちこちで見られるなど、イベントとして盛り上がりました。捕れた魚は、特に鯛が多く、シマアジやイカも捕れました。もう片方の「ス」では、鮫までもが迷い込み、怖がりながらも数人で追い込み、2つの網で救い上げ、捕まえることができました。捕った魚は昼食の時に刺身として振る舞われ、みんなでおいしくいただきました。普段できない体験ができ、みんなで一体となり楽しめた取り組みになったと思います。