まじめさで仕事確保
従業員と小谷さん(手前左から2番目)
【総合事業支援センター発】町鳶で(株)アキワの代表・小谷昭和さん(47歳・練馬支部)にお話をうかがいました。
父が脳梗塞で倒れたため、今の仕事を継ぐことになりました。祖父の代に始めたので私で三代目となります。住宅メーカーの仕事を中心にやっていましたが15年ほど前に1次の工務店の倒産により仕事が激減してしまいました。そこで「けんせつ」の求職欄に掲載したところ、仕事依頼が来るようになり助かりました。
始まりは仲間との会話から
東京土建との付き合いは父の代からですが、集まりには参加していませんでした。たまたま群の会計さんの都合で、代わりに組合費を分会センターに届けたとき、センターにいた仲間と会話が弾み、出入りするようになるうちに東京土建に少しずつはまり、現在では分会組織部長の大役をこなすようになりました。
従業員は7人(20歳代4人、30歳代2人、50歳代1人)と若手が中心です。従業員の中には支部青年部長、分会後継者部長として頑張っている若手もいます。
今年の2月に支部の復興支援活動に支部青年部と一緒に参加できる従業員と行ってきました。復興作業を手伝っていても、復興にはまだまだ遠いなと感じました。
現在の仕事は、足場だけでこなしています。組合員とのつながりで2次の仕事が多く、仕事も切れずにあります。将来的には、足場だけでなく歳をとってもできる仕事をと考えています。
組合に対しては、若い人向けのイベントを増やして、若い人が組合に近づくきっかけをつくってほしい、との要望でした。
また、従業員の皆さんからは、社長の仕事に対するまじめさが仕事確保につながっていますとのこと。