太平洋セメント(左側2人)が話し合いに応じた
建設アスベスト訴訟で被告企業の太平洋セメントは原告の声に耳を傾けず、私たちの交渉に応じない頑なな態度を取り続けていたため、5月8日から17日まで太平洋セメント本社前と新橋駅での連日の宣伝行動を提起していました。
5月9日の本社前宣伝行動で変化が起きました。太平洋セメント側から話し合いの申し入れがあったのです。原告、平井・窪田副委員長、横澤労対部長を先頭に改めて要請。その結果、太平洋セメントから「5月末日までに交渉に応じるから、連日の宣伝行動をやめてほしい。今週末、遅くとも来週月曜日には候補日を決め、必ず連絡します」との言葉を引き出しました。
新橋駅SL広場宣伝では配布のチラシを眺めながら訴えを聞く、太平洋セメント関係者と思われる人もいました。
2度にわたる大規模な本社包囲行動や期日行動での要請、株主総会時の宣伝行動など、原告を先頭に支援する仲間の訴えで頑なだった太平洋セメントを交渉のテーブルに着かせることができました。