建設業ではたらく仲間をサポート

赤坂で８０年の三代目

　【事業所支援センター発】東京の中心地「赤坂」で80年、有限会社中村工業所（上下水道・給排水工事業）の三代目代表・中村鎮雄さん（港）にお話を伺いました。
　【中村さん談】大学を出て某大手ハウスメーカーの営業を仙台で6年間勤めました。仕事は毎日朝9時〜夜12時頃までが当り前で、休日もとれずバカバカしいと思い辞めて戻ってきました。そして職業訓練校に通い仕事を覚えました。現在は社員を5人抱えて仕事をしています。
　お得意先は、エンドユーザー等からの直請が8割、事業者からの下請が2割程の割合になっています。

自分のためになると執行委員に

　5年位前に事業に関する相談をしたところ、組合の丁寧な対応に触れました。その際、その書記さんから組合の集まりに誘いがありました。そのときは、年寄りばかりだろうと思っていたのですが若い人も多いので気持ちが変わりました。何か自分のためになるだろうと思い、現在は、支部執行委員をやっています。
　東京土建への期待は、建設産業に若い人が入職できやすいように賃金問題でも労務単価交渉を強くすすめてほしい。また、技術・技能の資格を取れば優遇され、若い人が励みになる建設産業にしてほしいと思います。地域の消防団活動で顔も広がっていますので今後も協力していきます。