献花する渡辺さん
【本部・相田太郎記】2月28日~3月1日、被災63年目となるビキニデー集会が静岡で開催され、全国から1700人、東京土建本部から渡辺技術対策部長と相田書記が参加しました。
国連交渉が2017年3月に開始されることを受け、今回のビキニデー集会は大きな機運の盛り上がりの中で開催されました。
基調報告や経験報告、分科会などで「いまこそ核兵器廃絶を」の声が聞かれました。核兵器廃絶の取り組みが国連で前進を見せる一方で、本集会に参加したヒロシマ・ナガサキや第五福竜丸で被爆した方は軒並み80歳を越えています。「私が生きている間に核兵器廃絶を」と語る被爆者の姿に、平和運動のバトンを託された想いがしました。
3月1日は静岡・焼津市で「原水爆の犠牲者は、私を最後にしてほしい」といって亡くなった第五福竜丸乗組員の久保山愛吉さんの墓参行進と墓前祭に参加し、献花、追悼を捧げました。