○ 仲間の声で現場変える 多摩西4支部で学習と交流
木村専従常任中執の講演を聞き学習しました
2月4日、多摩西ブロック4支部(多摩西部、西多摩、小金井国分寺、府中国立)のPALの会は国分寺Lホールで、「仲間の『声』で現場を変える会議」と題して学習交流会を開催しました。参加は34人でした。
第1部の木村専従常任中執の講演では、技能労働者の減少に危機感をもった国交省や日建連が担い手政策の転換をめざすも、現場の賃金は上がらず、一方でゼネコンがバブル期を超える利益を上げている状況や、国交省の調査で建設業法を遵守している建設業者が4%に過ぎないなどの現状を紹介。第64回企業交渉での回答と現場実態に基づいて、課題を明らかにしました。
第2部の交流会では、現場では若い人がいても外国人で、10代から20代半ばが少ない。現場のアンケート調査で賃金の平均は1万4680円、自治体交渉で、公契約条例を制定しても賃金確保の実効性が課題で、2次下請まで調査をするのはむずかしいという回答だったなどの実態が報告され、交流を深めました。
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