地震共済加入を推進
学習DVD支部上映広がる
昨年9月から、どけん地震共済がスタートしました。東京・埼玉・神奈川・千葉・京都の5組合で作成した学習DVDは小金井国分寺支部や町田支部など、各支部の学習会で活用され加入推進に役立っています。このどけん地震共済学習DVDの内容を一部ご紹介します。
DVD作成には全建総連に加盟する熊本建築労働組合(熊建労)に協力を求め、被災した仲間を取材しています。地震に対してどのような心構えが必要か考えさせられます。
ガタガタの後どんと倒れた
DVDでは熊建労の仲間の声が紹介されています。
「ちょっと体が浮いたような気がしたんです。その後ガタガタってきたんですよ。体が後ろにどーんと倒れたんですよ。家の2階部分が横ずれして下(1階)にいたけど空が見えるんですよ。ということは家(2階部分)がずれて奇跡的に助かった。そのままつぶれたら完全に下敷きになっていたでしょう」。(田中誠さん)
「地震があったのは月の中日で前半は仕事してたけど後半は仕事できませんでした。ローン関係が残っているし住宅ローンもあったし金銭面が一番重たいですね」。(増田正則さん)
「(地震保険に)入っていない人には入って欲しいと思いますね」。(地震保険に入っていた中嶋勝明さん)
このように、地震時の緊迫した状況、その後の生活再建にむけた状況がよくわかるように作られています。
最大1200万円
いざというとき助かる
日本にはおよそ2000の活断層が存在しています。関東にも、そして京都にも、どこで地震が起きても不思議ではないのです。事実、政府は首都圏直下でのM7クラスの地震が今後30年以内に発生する確率は70%程度と推定しています。
プレート境界型の南海トラフ巨大地震の危険性も指摘されています。地震や火山の大規模な被害が起きて、地震大国日本は今まさに活動期に入っていると指摘する専門家もいます。
どけん地震共済はどけん火災共済に加入している方が入ることができます。火災共済はご存知の通り安い掛け金で大きな保障内容を提供しています。この2つをセットにすることで掛け金が安く、断然お得な地震共済となります。
木造住宅で他の制度共済や保険会社と比較してみましょう。保障は他の制度共済より手厚く、掛け金はどこよりも安くなっています。
地震の場合、どけん地震共済から最大1200万円、火災共済から見舞金120万円の、合計1320万円が給付されます。
掛け金は木造1口1年で165円、鉄筋で一口100円。建物と家財に同じ口数をかけることができます。建物最大200口、家財・最大40口。例えば持ち家の方なら建物プラス家財。借家なら家財のみと使い分けができます。保障は口数と市町村が発行するり災証明書の被害状況に応じてお支払いいたします。
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