3人一組でアンケート
12月12日、新宿区早稲田南町に建設中の「漱石山房記念館」(仮称)前で本部賃対部・組織部、新宿支部の12人で現場宣伝を行ないました。
この現場は新宿区発注で、「新宿区発注の契約に係る労働環境の確認に関する要綱」第5条(以下、要綱)では公共工事設計労務単価の85%を最低賃金水準額と定めています。
この現場は正面の道路が4メートル程度の一方通行で狭く、近隣住宅のことも考慮して音を出す宣伝は控えたこともあり、「宣伝物を渡しながら用意していた『ズバッとアンケート』を示しての対話」は多くはできませんでした。
そういった困難な状況の中でしたが、クレーンのオペレーターの60代労働者は一日当たりの賃金が1万5000円、現場管理の20代労働者が月収で20万円と要綱と照らしても極めて低い水準の賃金で働いている実態をつかむことができました。