【本部・中村哲郎記】12月2日、衆議院第1議員会館で44県連・組合163人が参加して全建総連予算要求中央行動が開催されました。各省庁要請、地元国会議員要請にむけて趣旨説明があり、厚労省保険局、同職業能力開発局、環境省、林野庁、財務省で取り組まれました。
建設国保予算獲得のために行なわれた厚労省保険局交渉は、社会保障関係予算の自然増6400億円を5000億円に抑えるため1400億円の削減を財務省から求められる情勢のもとで、概算要求額2992億8千万円(前年予算比49億円増)の満額確保に向けて取り組まれました。保険局の榎本国保課長は、冒頭で全国の仲間から届けられたハガキを3通紹介し、建設国保を大切に思う気持ちに理解を示しました。要請について榎本課長は、概算要求額については全建総連からの意見も反映して増額要求し、財務省での予算確保するために、さらなる後押しが必要と答弁しました。参加した仲間からは、建設国保を守るため実態に合わせた予算増額、制度運用を求める発言がありました。
> 記事一覧へ戻る