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○ 羽村3中生4人が実習体験/西多摩

大工になるのが夢

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縁台の制作について熱心に話を聞く実習生(左側)

 【西多摩・書記・濱徹通信員】今年秋の職場体験学習(羽村市・平成28年度職場体験サポート事業)は、10月24日〜28日の5日間、羽村3中生4人を受け入れ行ないました。
 支部での職場体験学習実習生の受け入れは2012年秋から開始し、昨年からは春(羽村2中生)、秋(羽村3中生)の年2回行なっています。
 講師は5日間の専任講師に菅原八郎さん(青梅3)、ほか技術対策部員、そして今年は建築カレッジ卒業生の小松信一さん(青梅1)、久保嶋高行さん(日の出)にも依頼しました。実習課題は春と同じ縁台を制作し、完成した作品は羽村3中に寄付しました。
 講師として参加した小松さんは、実習生に対し「自分は大工になりたいと思って、カレッジに通ってきた。職人は誇りを持って仕事をしている人がいるし、みんな大工にならなくてもいいけど、進路を決めるのは君たち」と語っていました。
 実習生からは、「組み立てるとき感動した」「ビスでとめるときにけっこう失敗してつらかった」「のこぎりで切る感覚は楽しかった。刃の向きを間違えて全然切れないということも体験した」「自分の作った継ぎ手がすっぽりとはまったときはとても嬉しかった」「大工になるのが夢」といった感想がありました。
 後継者の育成は建設産業全体の課題です。支部では、西多摩建設業人材育成支援センター事業として、国に補助金申請をして中学生の職場体験に役立てています。

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