建設業ではたらく仲間をサポート

昨年春から１千社訪問

千代田区一ツ橋地区の商業ビル群

　【本部・竹腰隆樹記】都心部連携協議会は、昨年春から日建連1次業者への100社訪問行動（中央・港・千代田区）に全支部で取り組み、1000社を超えて訪問しました。対話ができた事業所へはその後、本部と港支部で165社を後追い・再訪問し、法定福利費確保や標準見積書の活用、下請事業所の社会保険加入状況、土建国保の適用除外制度の説明など対話を広げてきました。
　千代田区にあるとび工事業者へは今年6月、7月、8月、10月と再訪問し、社長との面談を継続し、「職人が足らない。募集しても来ない」との対話から、組合の機関紙「けんせつ」に求人広告が掲載できることを説明し、11月1日で港支部への加入につながりました。「建設重機オペレーター」「施工管理技士」などの技能者を募集しています。今後は、自動車共済のメリットや、事業所セミナー、賀詞交歓会などを通し、つながりを深めていきます。
　再訪問した165社のうちの数社についても組合加入や下請事業所への相談対応を勧めています。1次業者への関係づくりで成果が実り始めています。