建設業ではたらく仲間をサポート

　【総合事業支援センター・平良純子記】「社員にお金をかけることで会社は変わる」と優しい表情のなかにキリッと話すのは、株式会社コムテック代表取締役の西畑孝浩さん（37歳）。
　マンション・ビルのエレベーターの設置、保守等の業務を扱い、今では本社（西東京市）と営業所を3カ所にもち、社員と他の雇用者合わせ50人の会社です。

社長とは何か　２４歳で社長に

　西畑さんは先代の事情により24歳で社長に就任。しかし、従業員の事で悩みを抱え、東京土建武蔵野支部（現・三鷹武蔵野支部）に相談して解決できたという話から、続いて「社長ってなんだ？」と思い専門書を読みあさった。結果「社長業」を習得。年1回は社員全員に年次計画を伝えています。会社は「人」で成り立っていると、コミュニケーション、メンタル面にも心がけており、その上に社員のスキルアップや会社の業績アップがあると。社員教育にも力を注ぎ、「悩みは、明るく楽しくと乗り越えてきた」。「若い社員が参加した婚活パーティーは好評でしたよ。それと組合の業務が建設業のコンサルまで広がると、もっと助かる」と期待を寄せていました。