○ 外国人から感嘆の声も 匠の技祭典でカレッジ上棟式
無事に棟上げを終えての勇姿
東京都の主催で、ものづくり匠の技の祭典2016が8月10日から12日までの3日間、東京国際フォーラムで開催されました。建・衣・暮・工・食の5つの分野、100種類以上に及ぶ東京の各種伝統技能と最先端の技術を一同に集め、1ホールのなかで紹介する企画は初めてです。3日間のべ3万6千人の来場者があり、あらためて東京の匠の技に注目が集まりました。
建のコーナーで「日本の家を築きあげる」テーマには、都の依頼で東京建築カッレッジの上棟式が、葛飾支部片岡茂樹技術対策部長をはじめ青年技能大会受賞者の面面の協力で実現しました。多摩地区の産材を使い、こだわりを感じさせるもので多くの来場者が釘付けになりました。
「木材の種類でどの部分に使うのか選びます。板についても板面の見た目で表裏を判断します。表は室内側、裏は外壁側に使うところまで気を使います」と、村山勇さん(足立支部技術対策部長)が来場者に説明。「えーそんなに手がかかるんですね」と女性の来場者。「アメージング・ジャパニーズ」と海外からの観光者の声があい次ぎました。
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