○ この業界で働きたい 木工講習に蔵前工生14人/足立建設人材育成支援センター
講師から木造建築について話を聞く生徒たち
【足立・書記・中村修一記】厚生労働省の助成を受け運営する足立建設人材育成支援センター(母体・東京土建足立支部)は、8月3日から5日までの3日間・蔵前工業高校の生徒14人を迎えて現場見学と木材加工の講習を開催しました。
初日は、同校卒業生2人が就労する有限会社池内工務店の木造新築現場を見学。実際に刻み加工や木組みをしている若い先輩の姿を目の当たりにし「超かっこいい」「本当に木組みで出来るんですね」と教室では味わえない雰囲気に興奮と驚きの声がしきり。
その後、支部会館で「継ぎ手」と称する木造軸組み工法を学び、最終日の5日には加工した木材を実際に棟上げし終了しました。
生徒は「継ぎ手の加工は難しかった。この技法で住宅の強度が保たれることに驚きました」「やっぱり、この業界で働いていきたい」と感想を寄せています。
足立区議会議員3人も見学に訪れ、「高校生の進路選択にこの様な取り組みを行なうとは大変素晴らしいことですね」と賛辞をいただきました。
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