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○ 北へ西へ復興支援

野菜収穫で意識変化
中野は南相馬の農家へ

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農家の手伝いをする中野の仲間

 【中野・畳・宮崎伸治記】8月22、23日の南相馬市復興支援活動に参加しました。
 1日目は地元の農家の方のお手伝いをしました。風評被害で敬遠していた福島県産の野菜を自分で収穫することで福島県産の農作物に対する意識も180度変わりました。
 2日目は県内にある放射能測定センターで学習をして、「おだかぷらっとふぉーむ」の廣畑裕子さんのお話を聞きました。廣畑さんの話では原発事故で退避を余儀なくされた13000人の住民は政府からも忘れ去られ、5年が経つ今年7月になってようやく避難解除がされましたが、まだ500人程度しか戻ってきていないそうです。
 区別や差別をすることなく助け合い、感謝し合うことが真の復興支援であると感じた復興支援活動でした。

仮設建設で熊本へ
杉並の三輪さん(大工)

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山並を背に全建総連で参加した皆さん。前列右端が三輪さん

 【杉並・大工・三輪邦雄談】7月26〜30日まで熊本県の応急仮設木造住宅建設に携わりました。
 私が全建総連の依頼で行った「南阿蘇村下野山田仮設団地」は、応急仮設木造住宅建設の中では最大級の全68戸、1日に約80人が従事し阿蘇の山やまを眺める現場です。
 間取りはプレハブの仮設住宅によくある2DKですが、熊本はい草の生産地ということで、部屋は2部屋とも畳です。この住宅は仮設とはいえ、基礎を作ってボードは2重張りで断熱材や防火材もしっかりとした作りに仕上げています。プレハブとは違い長期的に使う予定という話と、プレハブに耐えられない人が入居するのではとの話が現場では聞こえました。工期は当初の計画より延長になっており、やはり人手は足りていないとのことでした。
 車で被害も見ましたが、たもとから落下した阿蘇大橋もそのままで、復興までは時間がかかる現状でした。

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