学校から5Kなくせ
災害対策でも洋式化は急務
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報告する山田実行委員長
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メーカー説明会の話に聞き入る参加者
7月26日、足立区庁舎ホールで「あだちトイレサミット」(主催・東京土建足立支部)が開催され、足立区議会議員や東京土建各支部、本部からの来賓などを含め、360人が参加しました。
「区内小中学校のうち69校がいまだに『臭い、汚い、怖い、暗い、壊れている』の5Kのトイレです。一日も早く居心地のいいトイレになり、子どもたちが平等に学校生活をおくってほしい。また過日の熊本震災でも明らかなように災害時には学校が避難所になり、トイレは学校に通う子どもたちだけの問題ではありません」と山田耕治実行委員長(常任執行委員)が現状報告しました。
基調講演では「学校のトイレ研究会」の河村浩事務局長が、トイレ改善はいまや耐震化を上回る学校の第一の課題となっており、洋式化は急務であることを衛生、エコ、コスト等さまざまな観点からパワーポイントを使って説明しました。
休憩時間には、メーカーの協力も得てロビーに展示したトイレ関連の機器やパネルなどを参加者は熱心に見学しました。