豊洲現場の検証を
賃上げ処遇改善求めよう
中央卸売市場の移転・建設現場(豊洲新市場)に従事したことがある仲間を集め現場交流会を開催します。
豊洲新市場の現場では、昨年末に大規模な不払い事件が発生しました。型枠工の下請業者11社に対し、5500万円もの不払いです。この事件で東京土建は被害者の仲間とともに粘り強く元請交渉を行ない、被害額の82・3%を回収することで解決しました。5月には現場前で賃金調査を行ない、公共工事設計労務単価に遠く及ばない、低い賃金実態が明らかとなっています。こうした実態を東京都への要請で示したところ、都側は「心が痛む実態だ」と回答しました。シンボリックな公共工事現場であるにも関わらず、現場は国交省が唱える「賃金引上げ、処遇改善」が実現されておらず、改善させていく必要があります。
これから始まるオリンピック、パラリンピック関連施設などの大型公共工事の現場改善を、国や東京都に迫るために、豊洲市場現場の実態がどうであったのか検証するための交流会です。豊洲市場現場経験者は組合にご連絡ください。
〈豊洲新市場現場交流会〉
とき:9月9日19時、ところ:けんせつプラザ東京
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