地域防災に意識を
江東まちの救助隊を発足
墨田支部のハンマーズの仲間も参加し「れすきゅうこうとう希望(のぞみ)」が発足
【江東・書記・村瀬健一郎通信員】江東支部まちの救助隊として「れすきゅうこうとう希望(のぞみ)」の発足式を5月23日に71人の参加で支部会館にて開催しました。会員数は現在124人です。
当日は江東区危機管理室防災課の方より防災対策の講演をいただき、危機意識と救援意識を高めることができました。また、墨田支部より防災組織「HAMMERS」の活動報告をいただきました。
主な活動内容は①平常時に住宅の耐震改修・家具等の転倒防止金具取り付け、訓練など②災害発生時にはレスキュー活動、路地等の道路確保・避難支援など③応急対応は住宅等の応急修理・応急木造仮設住宅建設・地域での被災者支援などです。
救援活動は自分を含む家族の安全が確認されている活動可能なメンバーが、それぞれ出来ることを出来る範囲で行なうことを原則とし、倒壊家屋からの救助訓練や救出技術・応急処置技術などを日頃から蓄積し、地域への協力・支援に対応する力を身につけます。
救命講習も実施
多摩・稲城は学習強め
【多摩・稲城・書記・鈴木寛次通信員】5月22日に多摩・稲城支部のまちの救助隊結成総会をおこないました。38人の仲間と家族が参加し、普通救急救命の講習、DVD上映、記念講演を経て結成総会となりました。
午前中の多摩防災救急協会の協力による普通救急救命講習はAEDの使い方や、止血方法など実践的なものを詳しく学びました。AEDを初めて触った方は、いざという時のために役立つ知識と経験を積みました。受講者には後日認定証が交付されます。
昼食休憩をはさみ午後は「安心・安全のまちづくりとまちの救助隊の役割」のDVD上映をおこない、続いて本部松広常任中執による記念講演でまちの救助隊の存在意義を学びました。
最後の結成総会では緊急時のマニュアルの必要性や、定期的な活動の展望など活発な意見・要望が寄せられ、身近な地域の防災・減災の意識を高め、まちの救助隊結成をみんなで確認し、閉会となりました。