建設業ではたらく仲間をサポート

【本部・中村徹記】第４４回東京社保学校が５月２９日、けんせつプラザ東京にて開催され、１０８人の参加で、東京土建からは３６人の仲間が参加しました。
　３つの講演があり、小澤隆一東京慈恵医科大学教授による「戦争法施行と明文改憲の動き、阻止のたたかい」では、戦争法の問題点として、建設労働者にも魔の手が忍び寄ろうとしている、との話でした。
　青少年の居場所・キートス代表の白旗眞生さんより、家庭の在り方が様ざまな状況により大きく変化している。その結果、子どもたちはひきこもり、不登校、非行などの問題を抱え、自分の居場所を探し続けている。そんな子どもたちを支え、生きる意味を見出し、自立への手助けの様子を、切実に語ってくれました。須田昭夫医師の「ＴＰＰと医療問題」では、日本の医療が利益優先の市場化にさらされているとの報告でした。
　行動提起として、戦争法廃止、社会保障解体を許さないたたかいを地域から広げて行こうとの訴えがあり、閉会しました。