○ 見直せアスベト対策 全国連が総会と新宿駅頭宣伝
新宿駅西口で宣伝するアスベスト原告団
【本部・松館寛記】5月28日、石綿対策全国連絡会議の第28回総会・集会が開催され参加者130人(東京土建は61人)でした。この連絡会議は、1987年に市民団体と労働組合が連携して結成し活動を続けています。
総会の前にJR新宿駅西口前で宣伝行動を行ない、東京土建のアスベスト原告団は緑のタスキをかけて署名、ティッシュ配布をしました。
午後から主婦会館プラザエフに移動し総会・集会に参加。今回は石綿健康被害救済法10年のアスベスト対策見直しを求めるものでした。阪本将英専修大学商学部教授は「石綿健康被害救済法抜本的見直しの提言」の講演を行ない、石綿健康被害救済基金の財務内容をあきらかにし救済制度から補償制度への制度転換を示しました。
井上聡さん(首都圏建設アスベスト訴訟弁護団)は「建設アスベスト被害救済基金創設に向けた提言」の講演を行ないました。各団体のあいさつ決意表明では宮島首都圏アスベスト訴訟原告団長が報告と決意表明を行ないました。
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