「保育園を落ちたのは私」と発言する女性
5月12日、日比谷野外音楽堂で「憲法25条を守る5・12共同集会」(主催・同実行委員会)が開催され、3500人(東京土建は518人)が参加しました。
基調報告で尾藤廣喜弁護士は国民が貧困化していることを具体的な数字をあげて明らかにし、それにもかかわらず自公政府は社会保障制度の切り下げをすすめていることを告発した上で、「私たちは主権者。憲法25条守ろう、戦争法廃止しよう、社会保障制度改革推進法を廃止しよう、立憲主義を回復しようの全国的な大きなウネリを作り上げましょう」と話しました。
その後、待機児童や劣悪な労働条件で話題になっている保育の現場、生活保護受給者、診療所医師、年金受給者、障害者、社会福祉事業経営者など、それぞれの分野からの報告がありました。
集会の最後に「社会保障・社会福祉は国の責任で」とするアピールを参加者が「守れ!25条」のプラカードを掲げることで採択し、国会への請願パレードに移りました。