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○ オレたちがまちを守る/まちの救助隊「チームNAMAZU」

首都直下型地震など大規模災害がいつ起こってもおかしかくありません。東京土建の各支部で防災、減災へ向けての取り組みが行なわれています。


安心・安全の町に
11回目の耐震フォーラム/墨田

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会場には多くの区民が訪れた

 【墨田・書記・長妻伸治通信員】2月20日、曳舟文化センターで「すみだ耐震補強フォーラム2016」を、東京土建墨田支部、(財)墨田まちづくり公社などで構成する「墨田区耐震補強推進協議会(耐震協)」の主催で行ない、約250人の区民が来場しました。11回目を迎え、地域に定着した取り組みになっています。メインステージでは耐震補強、耐震+バリアフリー、防火・耐震化改修工事、家具転倒防止工事など区の助成制度を使った事例報告と制度説明を行ないました。
 また、阪神淡路大震災の体験者で北淡震災記念公園野島断層保存館・副館長の米谷正幸さんが「~震災といのち・人とのつながり~」のテーマで、自らの体験や地域のコミュニケーションの重要さ、地震に備えることの大切さなどを記念講演し、来場した皆さんの防災・耐震に対する意識を高めることができました。


ミーちゃん助けて
役所に紹介され組合へ/葛飾

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「早く助けて」(ミーちゃん)

 【葛飾・書記・加藤光一通信員】1月12日夕方、葛飾支部に一本の電話が入りました。「猫がユニットバスと内壁の間に挟まって、3日間が経過している。助けてほしい」との電話。依頼主の話しでは、区役所のすぐやる課に頼んで救出してもらおうと丸一日作業したが隙間が狭すぎてどうにもできないことが判明、壁は壊せるが、復旧の問題が発生するため「東京土建ならば」と紹介されました。
 そこに偶然に支部に来所していた依頼主の地域担当である本田分会の小林伸次さんに、さっそく現場へ急行してもらいました。
 現場に着き、猫が挟まっている場所を確認。大工さんの応援も要請して夜の8時ごろに3日ぶりに猫を助け出しました。その時、立ち会った猫を飼っている家族と挟まった家の家族から歓声が上がったそうです。どうやらミーちゃんは隣家に入って、ネズミ捕りシートにからまり隙間に挟まったようです。翌日、壁は分会住宅センターにより修復されました。


災害時協定を締結
行政との懇談を重ねて/小平

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締結書を持って、左から小林正則小平市長、山内勝男小平支部委員長

 【小平・書記・横山賢介記】2月9日に小平市役所で、小平支部は小平市との「災害時における応急対策活動に関する協定書」締結式を行ないました。
 締結式には小平支部から山内勝男委員長、石塚一広書記長が出席しました。2014年7月に小林正則市長自ら防災課を紹介してもらって以来、小平市防災課との懇談を重ね、同年11月には小平支部NAMAZUを結成、2015年9月のどけん祭りでは「倒壊建物からの救出訓練」を小平消防署の協力で行なうなど小平市へのアピールを継続してきたことが実り、この日の締結に至りました。
 支部新春の集いでは、今回の防災協定の締結を力に、「NAMAZU」の運動を進め、小平市との関係を強め、住宅リフォーム助成制度、公契約条例制定に向けて運動を強化していくことを確認しました。


災害協定視野に
共闘し議会、区に要請/練馬

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リーダー会議には23分会から参加

 【練馬・書記・梶勝文記】練馬支部は2月24日、チーム「NAMAZU」分会防災リーダー会議を開き、四役・常任、23分会から35人が参加しました。
 和嶋英人仕事対策部長が昨年の「NAMAZU」を中心とした地域防災運動のなかで、区議会自民党が2016年度の予算要望で練馬区に対し「練馬建設協議会(土建と建設ユニオンで構成)と練馬区との災害協定の締結」を要請するなど、地域のなかで大きな変化が生まれてきていることを報告。
 これを受けて、区との災害協定締結を視野に入れた2016年度のチーム「NAMAZU」の運動の重点、年間スケジュールなどで活発に意見交換を行ないました。このなかでは、(1)練馬区立防災学習センターの協力を得て5月に実施する予定の「第2回防災学習&訓練」に向けて、分会防災リーダーが中心になり倒壊家屋からの救出訓練に取り組む、(2)現場でも役に立つ普通救命、上級救命講習の実施、(3)「NAMAZU」の運動を支える分会防災リーダー会議を年4回程度開催する、などの方針を確認しました。


危険をチェック
タウンウオッチング実施/西東京

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5つのグループで泉町5丁目の危険個所や防災設備を探した

 【西東京・書記・石島淳記】西東京支部は、1月31日、市内の泉町5丁目地域で防災タウンウオッチング活動を行ないました。
 今回の取り組みは、東京都市整備局「地震に関する地域危険度測定調査」による火災危険度4(ランク1~5で上から2番目)の地域で、町の中の危険個所や防災設備などを探すことで、災害を他人ごとではなく自分のものとしてとらえ、防災意識の向上を目的にしたものです。当日は、5人一組を基本に5つのグループに分け「活動点検項目」に沿い、地震が発生した時に危険なところ、災害対応資器材および保管場所、道路幅の測定などを行ないました。
 集約会議では、今後分会ごとの活動も検討していくことを確認しました。


板橋ナマズは救急救命講習

 【板橋・ブロック・野崎寿江通信員】1月24日、板橋支部会館で、まちの救助隊「チームNAMAZU」の取り組みとして救命救急講習会を開催、20人が参加しました。
 テキストを見ながら応急手当の目的や必要性、心肺蘇生などを学んだあと、人形を使い胸部圧迫や人工呼吸、AEDを用いた除細動など救命法を習いました。「誰か来てください」「119番へ通報してください」「普段通りの呼吸なし」など声を出し、講師の手本通り何度も反復し練習しました。

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