○ 私たちの成長見て 19期生卒業制作を発表/東京建設カレッジ
プレゼンする入母屋屋根班の19期生
作品を熱心に見る出席者と説明する
制作に携わったカレッジ生
2月21日、東京建築カレッジ池袋校舎でカレッジ19期生の卒業制作研究発表会には、カレッジ1年生(20期生)、講師、組合関係者、卒業生、事業主などの皆さんが出席しました。
開会にあたって、小林謙二学校長は「君たちがカレッジで何を学び、どう成長したかをぜひ見せてもらいたい」と発表者たちを激励しました。
19期生は17人。共同で制作したものや一人でやりとげた作品が発表されました。「母屋、貸し別荘の設計」「入母屋屋根」「行灯」「水車小屋」「床の間・付け書院」の5作品です。会場となった教室の後方などに作品を展示し、スライドを使いながらプレゼンテーションを行ないました。プレゼンの内容は制作者の紹介、制作動機、図面、作業手順、制作を通じての反省などです。
協力し造る喜びを共感
「入母屋屋根」班は女性の新川小百合さんが設計、羽鳥大樹さんが墨付け、工藤拓哉さんと小番徐音さんが施工を担当しました。羽鳥さんは「コミュニケーションが大切なのがよくわかった。設計の新川さんとコミュニケーションがうまくいかず、作業がストップすることもあり完成がギリギリまでかかった。一人ではできないことが協力することでできる喜びを共感できてよかった」と感想を元気よく話しました。
発表終了後、カレッジの講師の皆さんから作品の未熟さやスケジューリングの甘さにきびしい指摘もありながら、「自分のことばでプレゼンできていた」「自分たちで考え、失敗しながら気づくことがある。カレッジ祭までにもう一度作品を見直すように」など温かい励ましがありました。
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