シンポで太田前大臣
太田前国交大臣は建設労働者の待遇改善に「プラス3K」が必要と熱弁をふるった
12月20日、足立区庁舎ホールで3回目の足立区公契約シンポジウム・あだち区民講演会(主催はあだち区民講演会実行委員会、足立支部は構成団体)が開催され305人が参加。若者に魅力ある建設業界の未来を展望する一助にと開かれたものです。
太田昭宏前国土交通大臣と蟹澤宏剛芝浦工業大学教授が講演を行ないました。太田前大臣は土木工学科出身で、政治家になってから建設業界を一貫して注視し公共事業の有用性を説いてきたとし「大臣時代、3回設計労務単価を引き上げ、いい物はそれなりの価格になり、人件費は高くていいと訴えてきた。誇りを持ち、給料が上がるのが大切。3Kが『給料がいい、休暇がある、希望がある』プラス3Kにするため皆さんとがんばる」と熱弁をふるいました。
来賓の近藤やよい足立区長は「16年早早に公契約適用現場でアンケートをとり、条例制定以前と以後での変化の実態を把握したい。改善の必要があれば、必要な手立てをすすめたい」とのべました。
足立支部の島原孝委員長は「業界、行政、労働組合が力を合わせよう」と結びました。