もうけは賃上げに
2月10日は春闘決起へ
2015年4~9月期中間決算では、主要ゼネコン26社は粗利益率が前年を上回り、平均粗利率は9・5%で前年同期2・7%増、主要ゼネコンは、営業利益・経常利益・純利益ともにここ10年で最高益に達していますが、現場の賃金・単価は依然として微増、横ばい、下がっている場合すらあります。「もうけを賃上げにつなげろ!」の声を大きくあげる時です。
これから春闘が始まります。東京土建は、関東の建設組合や建設関連の官公労組など、希望の持てる建設産業をめざすすべての仲間と2月10日に日比谷野音で建設春闘決起集会に取り組みます。首都東京から、賃金引き上げ、処遇改善の大きな声をあげましょう。
私たちだけでなく、労働者全体の賃上げも必要です。安倍内閣は「賃上げ」をうたってきましたが、まったくそうなっていません。実態は大企業・財界の利益優先の政治がつづいています。
いま、「エキタス」など、若者を中心に最低賃金時給1500円を求める運動が起こっています。こうした運動と連帯し、建設労働者と国民全体の賃上げをかちとるため、PALの仲間の大きな運動を巻き起こしましょう。
> 記事一覧へ戻る