建設業ではたらく仲間をサポート

力を合わせ新築受注／文京・ 豊島
次世代施工者の会きっかけ

　次世代施工者の会でしりあった仲間どうしが新築住宅を施工することになりました。文京支部の山田光徳さん（大工）と豊島支部の桑山浩司さん（とび）です。２人を取材した支部からの報告です。

山田さん（右）と桑山さん（左）

　【文京・書記・釜谷邦朗記】次世代施工者の会交流会で山田さんは「もともと仕事の横のつながりを深めたいとも思っていたので参加しました。桑山さんとはテーブルが一緒で、数少ない同世代かなと思って名刺交換しました。住所もそう遠くなかったですし、今までリフォーム工事がメインで基礎屋さんにあまりしりあいもいなかったので参加したかいがありました」。
　今回の工事にあたり、基礎工事の業者選定の際、すぐに桑山さんに連絡したとのことです。初めて仕事をしたお互いの印象については「桑山さんは仕事がていねいで速いので安心して任せられます。今日の瑕疵保険の現地調査もあっという間に終了しましたしね」。
　年末の忙しい折、快く取材を引き受けいただきました。物腰が柔らかく、礼儀正しさの中にやる気がみなぎっていました。
　最後に、お二人に「次世代施工者の会学習交流会」について、「次回も参加しますか？また、何か要望があれば？」とたずねると、「都合がつけば是非参加したいです。前回、同世代の仲間が少なく感じたので、もっと参加してくれたらよいなと思います。あと、学習より交流の時間が長い方がいいかな」。

　【豊島・書記・寺島耕平記】次世代施工者の会の当日は同じテーブルで同世代（桑山さん３４歳・山田さん３７歳）、さらに居住地も近いということから意気投合し、後日、あらためて仕事の依頼がきたとのことです。「青年部から組合にかかわりを持っていく中で、さまざまな活動に参加してきたが、このように具体的に仕事に結びつくのはすばらしいと思う。今後、次世代施工者の会には積極的に参加をつづけていきたい。各支部にいる次世代若手組合員にもぜひ呼びかけができれば」。
　年末の忙しい時期に取材を引き受けてくれた桑山さんですが、今後の活躍に支部としても期待がふくらみます。