運動の先頭に立ち
東京土建を強く大きく
人見大委員長
東京土建の仲間の皆さん、家族の皆さん、新年明けましておめでとうございます。あらためまして、日ごろの組合活動へのご参加、ご協力に心からお礼申しあげます。
さて昨年の皆さんの仕事やくらしはいかがでしたでしょうか。
安倍政権は国民の批判には目もくれず、戦争法を成立させました。そして国民の目をそらすため「1億総活躍社会」をめざすとして、アベノミクス新「3本の矢」を立ち上げましたが、その実現の可能性には疑問の声が上がっています。アベノミクスでは国民生活の改善は期待できません。
私たちの建設業界では、担い手3法の改正や公共工事設計労務単価のあいつぐ引き上げ、日建連の「長期ビジョン」の提言など、私たちの要求とも合致したところでありましたが、賃金・単価の引き上げをはじめ、現場の状況はまだまだ改善されていません。
くらしを少しでも安定させるために、社会保障の充実などが求められますが、安倍政権はこれに見向きもせず、消費税増税の準備を始めるとともに、米国と一緒に戦争ができる危険な道を突き進もうとしています。
私たちの要求を実現していくためには、東京土建を強く大きくしていくことが必要です。組織拡大をはじめ、諸課題・諸運動の前進のため、今年も皆さんのお力をお借りします。私も中央執行委員長として運動の先頭に立ってがんばる決意です。
最後に、今年1年が皆さんにとって仕事においても、くらしにおいてもよい年となりますことをご祈念して、新年のごあいさつとします。