工期短く安すぎる
パワビル交渉に協力を
PALは現場の仲間の状況をかえるために、大手建設・住宅企業交渉とともに、パワービルダー(不動産建売住宅会社)交渉に参加しています。パワービルダー従事者の声の「パワービルダー現場の賃金・単価が安すぎる」「工期が短くて、労働時間が長い」という現場環境を改善するためです。この7年間の取り組みで、当初は応じなかったパワービルダーも交渉に応じるようになりました。
パワービルダーのもとで働いている従事者の多くは「労働者」に近い就業実態であるにもかかわらず、契約形態は「請負」とされ、「一人親方」として労働法の保護がおよばない無権利状態に置かれています。発注者との圧倒的な力の差により、「強制的な単価合意(指値発注)」が横行し、不適切な工期設定で長時間労働・休日労働をせざるを得ません。近年は、販売戸数減少により、賃金・労働条件は一層悪化しています。
パワービルダーの現場に従事する皆さん、来年2月ごろに予定しているパワービルダー交渉にむけて、従事者アンケートへの協力、従事者会議(12月6日)への参加など、PALの仲間とともにパワフルにアクティヴに活動してみませんか! お待ちしています。
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