平和の大切さを再確認する夕べとなった
【杉並・書記・山上薫平通信員】10月23日に杉並公会堂で「杉並憲法の夕べ」が行なわれ、760人が来場、杉並支部からは組会員・家族あわせて103人が参加し、中国残留孤児の父・山本慈昭の生涯を描いた映画「望郷の鐘 満蒙開拓団の悲劇」を鑑賞しました。
映画は、山本慈昭が1945年、国策で家族と送りこまれた満州国に侵攻したソ連軍により、家族と生き別れ、シベリア抑留の身となり、2年後に日本に戻っても、家族が帰っていないことに絶望するも、満蒙開拓団の子ども『中国残留孤児』の存在をしり、孤児の肉親と中国に残された娘をさがし、37年ぶりに長女と再会を果たすのでした。
参加者から「この映画を通じて戦争はまだ終っていないんだなと感じた」など声が上がり、戦争が生み出す悲惨さを感じた夜になりました。