濁流に自宅がおそわれて1階はめちゃくちゃ
会社の車もダメに 何していいかわからない
稲葉さんの奥さんに(右)被害の状況をきく足立の早川書記
【足立・書記・早川勝久記】台風18号が低気圧に変わり、その影響で9月9日から栃木県、茨城県を中心に大雨特別警報が発令され、短時間に降った2カ月分の雨量が両県を襲い、鬼怒川堤防が決壊し常総市を中心に濁流が町を飲み込みました。
常総市では避難指示を1万1230世帯、3万1398人を対象に呼びかけ、そのうちの1人が足立支部の仲間でした。
足立支部では被災された仲間の稲葉重男さんに連絡をとって、被災状況を確認をしました。ご自宅は決壊場所から1キロと離れてなく、うねりくねった濁流が家を襲ったということでした。
翌日、足立支部では、(組合員であればすべての仲間が対象となる)組合総合共済の住宅災害見舞金の申請用紙とお見舞金を持参して稲葉さん宅を訪問しました。
対応された奥さんは「1メートル以上の濁流でもう1階はめちゃくちゃです。どこからどのように何をしたらよいのかわからない。会社の車もダメにしてしまい、本当に申し訳ない気持で…」と当時のようすを涙ながら語り、われわれの訪問を迎え入れていただきました。
寄りそって支援をする
これまで足立支部では、東日本大震災で学んだ復興ボランティア、宮古復興ミニ住宅デー、福島原発視察ツアーと被災地に寄りそう活動を多く取り組んできました。
被害の大きさから元の生活を取り戻すには、ボランティアや支援などが必要ということを目の当たりにしました。足立支部ではこれからも被災地への継続支援を続けていきます。