建設業ではたらく仲間をサポート

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○ 組合に入ってよかった 頼りになります東京土建

 「組合に入っていてよかった」という仲間の声を紹介します。東京土建は仲間の要求をもとに、仲間をふやし、たたかい、さまざまな制度を実現し、充実させてきました。あなたも「もしも」の時には組合に相談してください。あなたの仕事とくらしを守るために東京土建はあります。


RECACO提携ローン
お客さんにとても喜ばれた/西多摩・高橋弘次郎さん

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RECACOの提携ローンが実施され、高橋さんが手がけた住宅

 東京土建が昨年12月に立ち上げたRECACO(リフォームパートナー協議会)に「入ってよかった」と話すのは、リフォーム一式を請負う高次住研の高橋弘次郎さん(西多摩支部)です。
 奥多摩町の定住化対策制度を利用した物件のリフォームにあたり、対象物件が奥多摩町の所有で、「前例がない」とどの銀行もリフォームローンに首をタテにふらないとお客さんに相談された高橋さんは、RECACOで提携している労金のリフォームローンを紹介し「高橋さんに相談しなければ金利が高いフリーローンをなってしまうところでした」と、とても感謝されたといいます。
 そもそもRECACOは、消費者がリフォーム事業者を選ぶ際に「国が認定した団体の会員」か選別できるようにするとしたリフォーム事業者団体登録制度に対し、町場の仲間を守るために東京土建が設立した団体です。
 もちろん団体に加入していなくてもリフォーム工事は受注できます。しかし高橋さんは、お客さんが仕事を頼むにあたり、国の認定を得た団体に加盟しているかどうかが大きなポイントになると考えていたところ、同じ支部の松本清子さんから東京土建がRECACOを作るときき、加入を決めました。来年1月に国に認定がされれば、ロゴマークを名刺などに使用でき、よりお客さんの信用が得られると期待しています。
 また仲間のネットワークも魅力で、シロアリ業者を紹介してもらい「お客さんからの依頼を断らずにすみました」とのこと。
 そして、金額なら直接施工する私たちが大手に負けるわけがないのに、仕事が大手に行くのはブランド力の差だと考える高橋さんは、多くの宣伝や施工などでRECACOのブランド力をあげて大手に「RECACOがでてきたらかてない」、そんな存在に仲間と作っていきたいと話します。「私自身も未加入の仲間にRECACOの魅力を宣伝し声をかけていきます」。


税務調査とても一人では
組合と二人三脚最善の結果/江戸川・成田洋一さん

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「拡大がんばろう」と成田さん(左)と池田書記<

 昨年の5月に突然、税務署から所得税調査などの連絡を受けた江戸川支部の成田洋一さん(大工)はすぐに組合に相談しました。
 そして、売上の計上の時期のずれが原因のため、意図的ではなかったことを明らかにし、調査の訴求期間を短くする交渉方針を決め、仕事が忙しかったため、1カ月まってもらい、その間に足りない資料を集め、帳簿を見直す作業を池田書記や坂川職員ら組合と二人三脚ですすめました。
 調査にあたっては税理士と記帳補助者の池田書記と3人でのぞみ、訴求期間が最短3年と10%の過少申告加算税で決着、「最善の結果がでました。もし最悪の場合、7年訴求され35%の重加算税となったら、とても払いきれませんでした」。
 成田さんは結果もそうですが、組合が細かいところまで、献身的にみてくれて、とても頼りになったといいます。「とても一人では対応しきれなかったし、税務署からの連絡にショックを受けていた妻も感謝しています」。
 成田さんはこういった相談に対応できるのも数の力があるからこそ「困ったらまずは東京土建へ」と自分の経験を話し訴え、仲間をふやしていきますと決意をのべてくれました。


直腸がんで入院 食事代のみ
仲間の励ましが心の支え/練馬・礒野進さん

 練馬支部の社会保障対策部長として活躍する礒野進さん(58歳)は、2年前に国立国際医療研究センターで8時間におよぶ直腸ガンの手術を受け2週間入院し、4カ月後には、とりつけた人口肛門をとりはずす手術で10日間入院しました。
 そしてその時に、土建国保の一部負担金払い戻し制度を利用して、それぞれ食事代の1万円と3500円だけですんだといいます。
 「助かったってもんじゃありません」。
 このままだと1年も持たないと医師に宣告された上に、少し前に離婚をし、借金もかかえていました。体の調子にくわえ、精神の状態もよくなかったので、これで医療費の心配もあったらと思うと、と礒野さん。
 「闘病中は分会など組合の仲間からの励ましが支えになりました。家族と離れ、心細い気持の中、退院するときに練馬支部の桑原研二書記長が病院に迎えにきてくれたのは本当にうれしかった。一人だったら首をつっていたかもしれません。
 病院の先生と練馬支部の仲間に命を助けてもらいました。体調がつらいときももちろんありますが、今の私には東京土建の活動が励みで、それがガンとたたかう力となっています。
 これからも組合のよさを仲間に伝えていきます」。


共済からも見舞金が給付
心配は仕事だけですんだ/八王子・小林誠さん

 八王子支部所属の小林誠さん(65歳・設計)は昨年末、急性肺炎に喘息性気管支炎を併発し、9日間の入院を余儀なくされました。入院治療費が17万円ほどかかりましたが、負担はゼロ。東京土建国保(以下土建国保)に加入していたからです。
 小林さんは1991年に独立した際、土建国保の10割給付に魅力を感じ、東京土建に加入しました。加入して20年余りになりますが、入院したのは今回が初めて。「もし、病気で入院しなければならないとき、毎月の自己負担が30万円~50万円にもなれば、恐ろしくなります。しかし、土建国保の場合はそのことは考えなくて済みます。仕事だけ心配すればいい」と土建国保のよさにふれています。また、数年前から眼科の治療も、高額医療費制度で負担が軽く済んでいるそうです。
 小林さんは入院したときに組合総合共済の傷病見舞金も給付され、安心して入院ができたことから、共済も大切だとして「若い人には結婚、入学、出産で共済から給付があるし、火災共済は万が一のときの住宅再建に必ず役に立つことを伝えていきたい。年配者には土建国保の魅力、若い人には共済で組合加入をすすめたい」と、この秋の拡大での意気ごみを語っています。


じん肺で労災認定かちとる
自分だけでなく仲間のため/小平・小澤武志さん

 小澤武志さんは1992年つき合いのあったS社から、建設の仕事にくわしく真面目な仕事ぶりが認められ倉庫管理の仕事を依頼されました。
 「廃材の種分けや処理を行ない、石膏ボードはコンテナにおさめるために細かく折っていました。倉庫は密閉状態、粉じんがもうもうと舞っていました」。2010年の支部健康診断でも胸部レントゲンで異常が発見され、しばぞの診療所で医師に、じん肺のため労災申請をすすめられました。「小平支部の須賀書記に相談し、労災請求をすることにしました。S社は『労働者ではない』『粉じん作業はさせていない』などと事業主証明をしてくれません。几帳面な性格で、自作のスケジュール表が見つかり、それが認定の決定打になりました」。
 妻の笑子さんは確信をもっていいます。「夫に『これはあなただけの問題じゃないのよ。組合の仲間のためにもがんばりましょう』と励ましたこともあります。夫は病気で入院した時も、共済や国保から給付があり役立ちました。組合のよさをしらない仲間にぜひしらせていきたい」。
 9月21日、小澤さんは80歳で永眠されました。ご冥福を心からお祈りします。


左手をケガ 安心して手術
一人親方労災で休業補償も/多摩西部・井上健司さん

 「この指をつぶしたんです」と労災事故で負傷した左手親指を見せてくれたのは、多摩西部支部所属の井上健司さん(43歳・大工)です。
 井上さんは9年前に東京土建に加入しました。当時、会社員として大工仕事をしていましたが、独立することになり、労災保険が必要だと考えました。建設組合で一人親方労災に加入できることを、埼玉土建に加入していた父親からきき、迷わず東京土建に連絡し、組合加入と同時に労災保険に加入しました。
 この9年間で労災事故にあうことはなかったのですが、今年の4月、左手親指の負傷で初めて労災保険を使うことになりました。「急ぎの仕事で、普段どおりなら、インパクトレンチをこんな風に使わなかった」と話す井上さん。ケガは爪が再生しないかもしれない状況だったそうです。
 今後の治療にあたり「医者から爪が再生しそうもなければ、専門の病院に入院して手術をするようだといわれたとき、労災の6号用紙(指定病院変更届)を出すだけで、治療が受けられ、休業補償もあることを、組合の書記から教えてもらい安心した」と話す井上さん。今は左手親指を使ってうまくモノがつかめないが、早く治して好きな海釣りに行きたいと語っています。

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