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○ 若年従事者や単価を

公共工事現場で懇談/村山大和

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現場事務所で懇談する村山大和支部とユニオンの仲間。
右から2番目が吉田さん

【村山大和・タイル・吉田重男記】秋の賃金行動の第1弾として武蔵村山市発注の公共工事現場へ、9月10日にユニオン多摩中央支部・西多摩支部、支部PAL会長の私と書記の合計5人の合同チームで行ないました。現場は、市立第5中学校の武道場新築工事で発注金額1億2300万円。元請は立川ハウス工業です。懇談は、市役所を通じて要請し、実現しました。
 40年のベテラン所長1人との懇談でした。現場に「若い人がいますか」ときくと、職種にもよるが、少ないと感じているとのこと。工事には熟練度が必要なので、将来的には心配と話していました。また、設計労務単価の引き上げなどで発注単価が上がったが、社会保険の加入指導や役所に提出する書類などがふえ、事務の負担が大変だという一面も。
 アスベスト・建退共・公契約条例・現場アンケートのお願いなどをし、最後に新設計労務単価のポスターの掲示をお願いしました。


設備系の事業主の会を開催

 【本部・都心部連携協議会・溜口芳明記】大手資本の下請企業の職種別結集と要求の整理が必要です。今年度「設備系の事業主の会」を開催します。
 設備系は、電気、給排水、空調と大手のサブコンがゼネコンとの関係でしのぎを削っています。「専属的な下請」は対等契約がないがしろにされ、現場ごとの単価が基準になった契約単価になっています。技能労働者も一人親方的に「請負」とされ、雇用関係もきわめてあいまいになっており、「保険料は確保できない」という事業主の現状容認の状態が改善されません。これは、その他の職種でも「契約」の片務性を重層下請構造が作り出す、「専属」的な支配関係が作り出すものです。
 職種別会議で、ゼネコン・サブコンの動きや「契約における片務性」改善を求める力としていきます。
(日時)11月5日18時30分~
(会場)けんせつプラザ東京

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