9月10日の第4回では中央区にある事業所を訪問した
【本部・都心部連携協議会・溜口芳明記】昨年の第67回大会で「膨大に残された都心部への働きかけ体制を近隣支部と本部の連携で進める」との方針を確立しました。7支部と本部で昨年から取り組み、今年の9月まで4回の訪問行動に取り組みました。
千代田・港・中央・文京区のゼネコン1次業者への申し入れと、「セミナー」への参加を呼びかけました。4回で400社を訪問し、社保未加入対策、マイナンバー対策、建設業法令遵守、公共工事の変遷についての「セミナー」を準備し参加も呼びかけています。3回のセミナーには、合計100社・100人以上の会社からの参加です。
訪問先はゼネコン1次下請で「ゼネコンは、財源(法定福利費)を払おうとしない」「総額で減額してくる」と回答し、「組合が、日建連や各個別企業へ強く働きかけてほしい」「われわれがものいうと仕事を失う」との要望もあり、企業交渉や自治体交渉に生かすことが求められています。
今後の課題は公共発注工事と民間工事の取引改善が主要課題になります。