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相羽建設、会田工務店が派遣

　【建築カレッジ発】相羽建設（東村山市、建設ユニオン）と、会田工務店（荒川支部）は、今春、それぞれ２人の新入社員を、カレッジに入学させました。両社ともに新人教育にカレッジを位置づけています。
　相羽建設の加瀬彰一さん（１８歳）と長井駿さん（１８歳）はともに都立田無工業高校を卒業後、同社に入社。加瀬さんは２年生のインターンシップ（就業体験）先に選んで以来、３年生のインターンシップも同社へ。「雰囲気が明るく、みんなの目標が明確なのがいい」（加瀬さん）。いっぽう、長井さんは、若年者が多い職場を求め、３年生のインターンから相羽建設へ。「若い世代が伸び伸びと活躍しているようすに引かれて就職しました」（長井さん）。そして、入社してすぐに専務の指示でカレッジに入学。２人とも建築科でしたが、実習内容は設備系がメインで、大工の手刻み作業の体験はほとんどありませんでした。大工道具の手入れから始まり、墨付け、さまざまな継手・仕口の演習が次次に行なわれるカレッジの授業はとても新鮮といいます。
　会田工務店からは浅野翔さん（２０歳）と芳賀利也さん（２１歳）が入学。入社して最初に、「何にもできないんだから、まず学校で学べ」と社長にいわれ、カレッジに来ました。
　授業内容については「実習が好き。現場では学べない基本がいっぱい」（浅野さん）、「座学では、関先生の授業（木構造演習）かな。今後使っていく感じ。しらないと家を作れない」（芳賀さん）。なお、第１９期生の竹内耀さんも同社の社員です。以前にもカレッジへの派遣があり、新人研修の場としてカレッジをしっかり活用していることがわかります。