建設業ではたらく仲間をサポート

　【本部仕事対策部長・松丸一雄】組合員・ご家族のみなさん春の拡大月間ごくろうさまです。組合では６月７、１４日を中心に５月の中旬から７月の中旬にかけ全都４６９会場で第３８回住宅デーを開催します。
　住宅デーは地域住民と組合員家族のだれもが楽しめ、地元の建設業者の存在をしらせ、組合の活動をアピールする一大イベントです。新加入の仲間には組合の楽しさをしってもらうチャンスです。気軽に遊びに来てもらえるよう誘い、仲間との絆を強める取り組みにしましょう。
　政府の中古住宅リフォーム・流通市場の拡大政策により、大手企業は住宅リフォーム事業に力を入れています。国交省の各種住宅支援制度を追い風にした家電量販店の町場進出、建築資機材メーカーもチラシ配布などの宣伝を強めています。住宅リフォーム事業は、消費者のライフスタイルにあったこまかな要望に対応しなければいけない大手には苦手な工事で、地域に根ざす建設事業者・職人の得意な分野です。東日本大震災から４年経過し、首都直下や東南海トラフ地震が想定され、私たちがすすめる減災・防災のまちづくりの活動はますます重要になっています。
　私たちの強みは、地域の団体とさまざまな活動を通じて一緒にまちづくりをすすめていること、住民の住宅要求に耳を傾け直接施工を行なうことです。３７回続けてきた住宅デー運動で築いてきた地域との信頼関係を、さらに強く広げて行きましょう。住民と仲間の多くの笑顔で大きく成功させるため、みなさんのご協力を心からお願いします。