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１６万人が眠る慰霊堂へ

　【世田谷・大工・佐藤好男記】３月１日に世田谷支部９条の会主催で「平和研修会」を２６人で行ないました。
　東京両国近くの都立横網町公園内の復興記念館と東京都慰霊堂を見学しました。
　１９２３（大正１２）年９月１日のマグニチュード７・９と推定される関東大震災で１０万５千人が死亡し、太平洋戦争末期の１９４５（昭和２０）年３月１０日の東京大空襲で、再び焼け野原になり１０万人以上が死亡しました。その当時の写真や図表、絵画、被害資料などが展示されているのが復興記念館です。
　慰霊堂は、１９２２（大正１１）年まで陸軍被服廠だった場所に、１９３０（昭和５）年に震災記念堂として建てられましたが、戦災でも焼け残り震災と戦災の犠牲者約１６万３千人をとむらっています。
　慰霊堂内で、都職員から説明を受け「震災は天災、戦災は人災のことも考えましょう」と。
　その後、両国近くの「江戸沢」で、ちゃんこ鍋の昼食を食べながら、懇親会を行ないました。